| 担当者 | 増田 隆教員紹介 | |
|---|---|---|
| 単位・開講先 | 必修 2単位 [法律学科 2018年度以降] | |
| 科目ナンバリング | CRL-102 | |
「およそ犯罪が成立するためには、どのような要件を充足する必要があるのか?」、すなわち、犯罪の一般的成立要件について、実際の裁判例を可能な限り多く紹介しながら、わかりやすく説明したいと思います。政治学科の学生向けの授業なので、細かい解釈論よりも、学説の歴史的流れを重視して学びます。
①刑法学は、他の法分野よりも学説の対立が激しく、難解だと言われますが、
教科書を通読して自習する習慣を身につけてもらうこと。
筆記試験(60%)及び平常点(40%)。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 『刑法総論』(4版:2018年) | 高橋則夫 | 成文堂 |
| 教科書 | 『刑法判例百選Ⅰ -- 総論』(7版:2014年) | 山口厚ほか | 有斐閣 |
| 参考文献 |
教科書の該当箇所を通読してください。
知識の単なる丸暗記に終始することなく、「なぜ?」と自問する探求心を、刑法を素材に身につけてもらいたいと思います。授業に出席して学ぶことはもちろんのこと、他人と場所及び時間を共有していることを常時意識して、私語を慎む等各自自覚してください。
| 回 | 授業内容 |
|---|---|
| 第1回 | 過失犯論(1) |
| 第2回 | 過失犯論(2) |
| 第3回 | 違法阻却事由(1) |
| 第4回 | 違法阻却事由(2) |
| 第5回 | 違法阻却事由(3) |
| 第6回 | 責任論 |
| 第7回 | 責任阻却事由(1) |
| 第8回 | 責任阻却事由(2) |
| 第9回 | 未遂犯論(1) |
| 第10回 | 未遂犯論(2) |
| 第11回 | 共犯論(1) |
| 第12回 | 共犯論(2) |
| 第13回 | 共犯論(3) |
| 第14回 | 共犯論(4) |
| 第15回 | 復習 |