心理学基礎演習Ⅱ
担当者早川 友恵教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [心理学科 2018年度以降]
科目ナンバリングPSY-202

授業の概要(ねらい)

 私たちは、どのようにして自身を含めた環境を認知し、記憶・思考・言語・意思決定・共感などの高次処理を行っているのでしょう。本科目では、こうしたヒトの高次機能、例えば、笑顔をつくると楽しくなる理由、自分の体の痛みを感じる脳の場所を使って他者の心の痛みを感じていることを、文献を通じて理解していきます。

本科目は対面授業を基本とします。必要に応じてLMSを利用して、WEBによる授業を行う場合もありますが、その時は予めお知らせします。

授業の到達目標

 こころが生じるメカニズムを、脳のダイナミズムの立場から理解する。また、グループ討論・発表を通して、自分の意見を論理的にまとめ、相手に分かりやすく伝える力を養うことを目標とする。

成績評価の方法および基準

 発表準備の状況および発表内容を総合的に評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書脳には妙なクセがある池谷裕二扶桑社
参考文献よくわかる認知科学(やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)乾敏郎、川口潤、吉川左紀子(編)ミネルヴァ書房

準備学修の内容

 文献を事前に読み、議論が出来るよう準備して授業に臨むこと。

その他履修上の注意事項

 学習意欲のある熱心な学生の参加を期待する。

授業内容

授業内容
第1回講義全体のオリエンテーションを行う。
第2回脳の基本構造について概説する。
第3回脳の基本構造について概説する。
第4回文献の読み方および検索方法について概説する。
第5回課題文献についてグループ討論および発表準備を行なう。
第6回課題文献についてグループ討論および発表準備を行なう。
第7回課題文献についてグループ討論および発表準備を行なう。
第8回課題文献をまとめて、発表・質疑応答を行なう。
第9回課題文献をまとめて、発表・質疑応答を行なう。
第10回課題文献についてグループ討論および発表準備を行なう。
第11回課題文献についてグループ討論および発表準備を行なう。
第12回課題文献についてグループ討論および発表準備を行なう。
第13回課題文献をまとめて、発表・質疑応答を行なう。
第14回課題文献をまとめて、発表・質疑応答を行なう。
第15回発表内容をまとめ、全体を通したディスカッションを行なう。