解剖学Ⅰ
担当者浅野 安信教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [スポーツ医療学科]
科目ナンバリングGEA-101

授業の概要(ねらい)

 解剖学は医学の基礎となる学問で、建築における設計図に当たる。およそ医療に係わることを志す人はどのような領域であろうと学ばなければならない学問の一つである。解剖学Iでは解剖の歴史にはじまり現代の医療において必要とされる解剖学の用語を学ぶことからはじめ、神経系、循環器系、呼吸器系の構造や機能さらに相互の関連の概要を理解するとともに人体内部の環境のホメオスターシスに働く自律神経系や内分泌機能を理解し説明することができるようになる事を目的とする。

授業の到達目標

 人体の器官の構造を理解し、解剖用語を説明できる。

成績評価の方法および基準

 期末試験は最終講義日に、筆記試験を行い、成績を評価する。
 授業態度(雑談、居眠り等)は減点の対象とする。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『入門人体解剖学』藤田恒夫南江堂
教科書『系統看護学講座  解剖生理学、人体の構造と機能[1]』医学書院
参考文献

準備学修の内容

 指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
 受けた講義はその日に復讐し、特に解剖学用語や図は書いて(描いて)覚えること。

その他履修上の注意事項

 全体の把握が必要であるため、必ず出席すること。

授業内容

授業内容
第1回 総論: 解剖の歴史、人体の方向について説明できる。
第2回 総論: 細胞の構造と細胞周期を説明できる。
第3回 総論: 四大組織について説明できる。 上皮、結合組織
第4回 総論: 四大組織について説明できる。 筋、神経組織
第5回 骨格系: 椎骨について説明できる。
第6回 骨格系: 胸郭、上肢帯、下肢帯について説明できる。
第7回 骨格系: 上肢について説明できる。
第8回 骨格系: 下肢について説明できる。
第9回 筋系: 頭部、頸部について説明できる。
第10回 筋系: 体幹部について説明できる。
第11回 筋系: 四肢について説明できる。
第12回 循環器系: 心臓の構造と刺激伝送系について説明できる。
第13回 循環器系: 頭部、胸部の大動脈とその分岐について説明できる。
第14回 循環器系: 腹部、四肢の大動脈とその分岐について説明できる。
第15回 まとめと試験