スペイン語翻訳Ⅱ
担当者千代 勇一教員紹介
単位・開講先必修  1単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングSPA-306

授業の概要(ねらい)

 この授業は中級文法と日常会話レベルのスペイン語を習得した学生を対象として、高度な翻訳技術を身につけることを目標としています。スペイン語の文章を、単語の意味をつなげて「なんとなく意味がわかる」のではなく、文法知識を踏まえて正確に理解し、正しい日本語の文章に訳す技術を学びます。具体的には、NHK Worldやスペイン語圏メディアの様々なジャンルのニュースを精読し、タイプの異なる翻訳に挑戦します。

授業の到達目標

 全体の目標としては既習の文法事項を用いて正確な日本語への翻訳ができるようになることですが、とくに以下の項目の達成を目指してください。
(1)基礎:辞書を使わずに大意の把握ができる。
(2)応用:正確かつ自然な日本語の翻訳ができる。
(3)発展:スペイン語検定3級、DELEのB1・B2に合格する力を身につける。

成績評価の方法および基準

平常点(宿題の履行など):50%/試験:50%
※欠席が規定回数を超えた時点で期末テストを受けることができなくなります。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教材はLMSを通じて配布します。
参考文献

準備学修の内容

・毎回、授業の1週間前にLMSを通じて翻訳の課題を出します。辞書を使い、必ず次の授業までに自分の力でやってください。わからない部分があっても構いません。その場合は該当する部分に印や疑問点をメモして、どのような点がわからないのかを遠慮なく質問してください。
・翻訳はパソコンで作成し、MS Wordまたはテキスト形式のファイルで締め切りまでにLMSに課題として提出してください。原則としてその他の形式、送付方法は認めません。
・授業の際には間違えた部分の確認を行うほか、役立つ表現、興味のある言い回し、新しく学んだ単語などをスペイン語力の向上のために書きとめ、授業後には必ず復習してください。

その他履修上の注意事項

・翻訳は事前に必ず各自が行い、提出しなければなりません。締め切りまでに未提出の場合は授業不参加とみなします。
・翻訳を行う際、他人の文章をうつしたり翻訳ソフトなどを使った場合は不正行為とみなし、平常点を大きく減じます。
・欠席や遅刻をしないようにしてください。複数回の遅刻は欠席と同様の扱いを受けます。
・授業中は私語、居眠りは厳禁です。授業への不参加とみなされます。
・携帯電話の操作を禁止します。したがって、時計や辞書は携帯電話以外のものを使うようにしてください。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション:授業の進め方、評価方法、予定などの説明
第2回最新の報道記事の翻訳(1)
第3回最新の報道記事の翻訳(2)
第4回最新の報道記事の翻訳(3)
第5回最新の報道記事の翻訳(4)
第6回最新の報道記事の翻訳(5)
第7回最新の報道記事の翻訳(6)
第8回理解度の確認
第9回最新の報道記事の翻訳(7)
第10回最新の報道記事の翻訳(8)
第11回最新の報道記事の翻訳(9)
第12回最新の報道記事の翻訳(10)
第13回最新の報道記事の翻訳(11)
第14回最新の報道記事の翻訳(12)
第15回まとめ