簿記原理Ⅱ
担当者西山 一弘教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [経営学科]
科目ナンバリングACC-102

授業の概要(ねらい)

 この授業では,簿記原理Ⅰに引き続き,財務諸表作成のための記録・計算の手法を学習します。

授業の到達目標

 簿記に関する基礎的な知識を習得し,会計情報の形成過程を理解することを目標にしています。

成績評価の方法および基準

 次の基準で評価します。
 1.講義中に行う小テストや出席状況:40%
 2.定期試験:60%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『エッセンス簿記会計(最新版)』新田忠誓他著森山書店
参考文献

準備学修の内容

 複式簿記の理解には,各自による事後の学習【復習】が不可欠です。
 各回の授業後,教科書における練習問題を指定するので,問題を解いた上で,次の講義に臨むようにしてください。

その他履修上の注意事項

 簿記原理Ⅰを履修済みか同等以上の簿記の知識があることが望ましいです。
 講義には電卓を持参してください。

授業内容

授業内容
第1回 ガイダンス:講義の進め方,成績評価の方法について説明します。
第2回 簿記原理Ⅰの復習を中心に簿記の基礎を確認します。
第3回 現金預金取引と現金出納帳・当座預金出納帳の記帳について学習します。
第4回 商品売買取引と売上帳・仕入帳の記帳について学習します。
第5回 商品有高帳の作成方法について学習します。
第6回 売上原価の計算・記帳方法について学習します。
第7回 掛取引と売掛金元帳・買掛金元帳の記帳について学習します。
第8回 手形取引の記帳について学習します。
第9回 貸倒れの会計処理と貸倒引当金の計算・記帳について学習します。
第10回 有形固定資産の取得と減価償却の計算・記帳について学習します。
第11回 収益・費用の見越しと繰延の会計処理について学習します。
第12回 損益勘定(損益計算書)と残高勘定(貸借対照表)の作成について学習します。
第13回 8桁精算表の作成について学習します。
第14回 証憑と伝票制度について学習します。
第15回 まとめ:これまでの講義内容の復習をします。