世界の情勢(アジア)Ⅰ
担当者西岡  淳教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングARS-101

授業の概要(ねらい)

 あなたは次のような事実を知っていましたか。
「中国の経済規模は日本の約2.7倍。日本の一人当たり国民所得はシンガポールの約7割で、その差は日本と韓国の差よりも大きい。」
日本だけがアジアの中で豊かな先進国だと思っていたら大間違い。ダイナミックに変化する国際情勢から取り残されないようにするために、まず、身近なアジアについてあなたの思い込みやステレオタイプを正すことから始めましょう。
 この授業は、アジアの国々に関する基礎的な知識を身につけ、今日のアジアの情勢を理解できるようになることを目指します。このために、まず総論的にアジアを政治・経済・文化の観点から大きく眺めます。その上で、中国と台湾、韓国と北朝鮮、インドとパキスタン、インドネシアとマレーシアという対比を組み込みながら、それぞれの国(地域)の歴史・政治・経済について学んでいきます。また、関連の時事問題も随時取り上げるようにします。
 

授業の到達目標

アジアの国々の基礎事項を覚える。
アジアの政治経済に関する新聞・雑誌の記事が理解できるようになる。

成績評価の方法および基準

平常点(出席及びリアクションペーパーの提出):50%
テスト(ノートのみ持ち込み可):50%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書は特に使用しません。授業はスライドを用います。
参考文献その都度、参考図書を紹介します。

準備学修の内容

毎回のリアクションペーパーには、一週間の間に読んだアジアに関する新聞記事(最低一つ)についてコメントしてもらいます。

その他履修上の注意事項

世界史、地理の知識のない人でも問題ありません。
出席を重視します(30分以上の遅刻は出席と認めません)。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション(授業の説明)
総論1:アジアとは
第2回総論2-1:アジアの文化(言語と文字)
第3回総論2-1:アジアの文化(食)
第4回総論3:アジアの政治 
第5回総論4:アジアの経済 
第6回中国と台湾(その1) 
第7回中国と台湾(その2)
第8回韓国と北朝鮮(その1) 
第9回韓国と北朝鮮(その2) 
第10回インドとパキスタン(その1) 
第11回インドとパキスタン(その2) 
第12回インドネシアとマレーシア 
第13回アセアンの国々(その1) 
第14回アセアンの国々(その2) 
第15回南アジアの国々