社会保険法Ⅰ
担当者杉山 有沙教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [法律学科 2017年度以前]
科目ナンバリングSOL-303

授業の概要(ねらい)

 社会保険は、私たちの生活に密着した法制度です。例えば、医療を安い値段で受けることができるのは医療保険があるからですし、年をとって稼げなくなったときには年金があり、また介護が必要になれば介護保険があります。このような社会保険制度は、疾病、老齢、障害、死亡、失業、業務災害・通勤災害、要介護などの事故をリスクとして捉え、保険技術を用いてリスク分散を行う仕組みです。
 本講義では、社会保険法総論、医療保障、年金を取り扱います。

授業の到達目標

①社会保険法一般と各論の基本構造を理解する。
②社会保険法制度をどのように保障していくべきか、について考えることができるようになる。
③自分の問題として、社会保険制度のあり方を考えることができるようになる。

成績評価の方法および基準

定期試験(70点)と中間レポート(30点)で評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書有斐閣アルマ 社会保障法(7版)加藤智章・菊池馨実・倉田聡・前田雅子有斐閣
参考文献

準備学修の内容

予習:次回授業のために、参考文献にある教科書に目を通しておいてください。
復習:授業レジュメを再度読んでおいてください。

その他履修上の注意事項

 テレビや新聞などを読んで社会保険制度の問題点などを積極的に調べてみてください。また、社会保険制度は、生活に密着した制度です。ぜひ、ご家族を始め身近な方に、社会保険について困っていることはないのか、聞いてみてください。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション(本講義全体の見取り図、受講の目的と意義)
第2回社会保険法(総論)
第3回健康保険(総論)
第4回健康保険①
第5回健康保険②
第6回健康保険③
第7回健康保険④
第8回健康保険⑤
第9回年金(総論)
第10回年金①
第11回年金②
第12回年金③
第13回年金④
第14回年金⑤
第15回まとめ