担当者 | 森 玲奈教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | SEM-201 |
この授業では、質的調査とは何かについて、および、調査技法の種類や概要を知ることを目標としています。特に、質的調査法の中でも、インタビュー法や観察法について学び、この手法を用いるとどのようなことができるか考えます。半期の中で、データ取得計画・データ分析・調査報告までを体験し、大学卒業後の活動に役立つよう、実践的知識を身につけましょう。受講人数は最大20名とし、超えた場合は抽選を行います。初回ガイダンスの参加を必須とします。
①学生は、質的調査法とは何かについて、体験を通じて学ぶ。
②学生は、インタビュー法や観察法の具体的な実践を行う。
③学生は、「人」と接点を持ちながら自ら「動きつつ」調査するために必要な留意点、心構え、スキルを習得する。
④質的データをどのように分析し報告することが可能かを知る。
①中間課題 50%
②最終課題(プレゼンテーション) 50%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 心理学マニュアル:面接法 | 保坂 亨, 中澤 潤他 | 北大路書房 |
参考文献 |
次回の授業のために課題が出ることがあります。
予備知識を必要とするものではありませんが、皆さんの主体的な参与を期待しています。個人での課題の他に、ペアワークやグループワークを多く導入します。なお、受講生の興味関心により、授業で扱う内容及び順番を一部変更することがあります。これまでの学習経験を反映させながら、実践に役立つ調査法の学習を支援したいと考えています。受講生の興味関心により、授業で扱う内容及び順番を一部変更することがあります。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | ガイダンス(受講にあたっての説明・質的調査法とは何か) |
第2回 | インタビュー法の概説と実習 |
第3回 | 質的調査法を使った研究事例紹介1(データ取得を中心に) |
第4回 | 質的調査法を使った研究事例紹介2(データ分析を中心に) |
第5回 | 観察法を用いたグループワーク1(データ取得) |
第6回 | 観察法を用いたグループワーク2(データ分析) |
第7回 | 観察法を用いたグループワーク3(分析結果の報告作成) |
第8回 | ゲストを招いての対話型プログラム |
第9回 | ゲストを招いての対話に関するふりかえり |
第10回 | 学外調査実習のための準備1(グループ分け・調査課題の検討) |
第11回 | 学外調査実習のための準備2(調査方法の検討) |
第12回 | 学外調査実習 |
第13回 | 学外調査実習の発表準備 |
第14回 | 学外調査実習の発表会 |
第15回 | 質的調査法の活用に向けてディスカッション |