担当者 | 森 吉弘教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [自己啓発支援科目] | |
科目ナンバリング | CAE-103 |
メディアとどう接していくか、メディアからの情報をどう受け止めるか、発信者の視点で考えます。NHKのアナウンサーとして情報に接した視点(作り手側)から解説します。実際に記事を書き、ニュースを体感してもらう(ハガキ大の記事です。恐れる必要はありません)マスコミ業界を目指す人、情報そのものに関心がある人の受講を希望します。時事問題もその都度取り入れていくので、カリキュラムの若干の変更があることは承知していてほしい。
本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は企業(業界:マスコミ)において報道業務(主たる業務はアナウンサー)に携わり、授業では、現場における実例や実体験や取材者側の視点を交えて講義を展開したり、報道機関の課題などを題材とした議論を行ったりします。
【関連科目】
「社会人基礎力養成演習」
「新聞の読み方・使い方」
①社会で活躍するための基礎力が身につきます
②モノの見方が2軸以上(複眼的)になります
③就活に必要な書く力や考える力が身につきます
④自己の特性が理解できます
⑤情報に対するセンサーが高まります
(1)授業に取り組む姿勢 30%
(2)授業内外の課題リポート 40%
(3)グループワークへの貢献度 30%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『アジアの若者が日本企業に就職するための思考とスキル」』 | 森吉弘著 | ウイネット |
参考文献 |
以下のような事前学習課題を課します。日々の学習を怠ると、講義の内容を深めることはできませんし、成果を上げることが難しくなります。
・教科書や講義に関連した書籍の読み込み
・全国紙(読朝毎、日経、産経、東京)のいずれか1紙を毎日10分以上読むこと(読み慣れたら時間を伸ばしていく)
・授業内容の復習はもちろんのこと、学んだことを日々意識して行動(思考も)すること
就職活動や社会人になってからも役立つ教養やスキル、習慣を身につけてもらいたいと考えています。グループワークもあるので、主体的に取り組む学生を望みます。また、授業を効率的に進めるため学生の協力も得ることが多々あります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション 1)講師の自己紹介と講義の概要や方針の説明 2)(メディア志望の学生が多数いる場合は)マスコミはどんな力が求められているかも解説 |
第2回 | コミュニケーションについて理解を深める 1)利他(他己満足)思考を学ぶ 2)コミュニケーションの目的と歴史を理解する 3)聴くを理解し、コミュニケーション力を高める |
第3回 | 言葉が思考と行動を作る① 1)半径3メートル思考法を理解する 2)身近な驚きや気づきを見つける(個人・グループワーク) |
第4回 | 言葉が思考と行動を作る② 1)調べてきたことを共有する(グループ・全体ワーク) |
第5回 | 映像から伝わること 1)言語・非言語・映像を考える 2)写真は何を伝えているのか |
第6回 | 文章の基本・記事の書き方を学ぶ 1)文章の書き方20箇条を学ぶ |
第7回 | 文章の書き方を学ぶ 1)構成が考える 2)書き出しを考える 3)タイトルを考える |
第8回 | 世界を拡げる① 1)留学生になって街を観察する 2)視点の狭さを理解する(文化・習慣の違いなど) |
第9回 | 世界を拡げる② 1)取材したものを共有する(グループワーク) 2)グループで批評、まとめ、結果発表 |
第10回 | 自分の特徴(思考・行動の特性)を知る 1)性格パターンにあてはめて考える |
第11回 | 記事を書く① 1)良記事から学ぶ(グループワーク) |
第12回 | 記事を書く② 1)タイトル・構成を考える 2)実際に記事を書く(個人ワーク) |
第13回 | 記事を書く③ 1)記事について批評する 2)良い記事とは |
第14回 | 街のニュースは世界につながる 1)時代のキーワードを確認する(AI、グローバル、アジア、GAFA) 2)「どう備えるのか」考える(個人・グループワーク) |
第15回 | まとめ 1)後期を振り返る |