社会人基礎力養成演習Ⅱ
担当者森  吉弘教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [自己啓発支援科目]
科目ナンバリングCAE-206

授業の概要(ねらい)

 社会への第一歩を踏み出したい(現時点では「自分の希望する企業(職種)に就職したい」かな?)。踏み出し方やその方法さえわからない。ましてや、希望する仕事もわからない。既存の就職マニュアルにはない「実践的なプログラム」で、就職戦線に必要な社会人基礎力を養います。また、ワークショップ(グループ学習)で、新たな自分を発見でき、プレゼン力や作文力、さらに会話力も身につきます。この講義に関わるひとりひとりが、自分自身で考え、学び、気づき、創造することができるように促します。
          *受講希望者が多数の場合、最初の授業でリポートを書いてもらい、選抜もあることは承知していてほしい。

 【関連科目】
  総合講義Ⅰ・Ⅱ(社会人基礎力養成)
  新聞の読み方・使い方Ⅰ・Ⅱ

授業の到達目標

①社会で活躍するための基礎力が身につきます
②新たな視点に気づきます
③就活に必要な書く力や考える力が身につきます
④自己の特性が理解できます

成績評価の方法および基準

(1)授業に取り組む姿勢 20%
(2)授業内外の課題リポート 60%
(3)グループワークへの貢献度  20%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『アジアの若者が日本企業に就職するための「思考とスキル」』森吉弘著ウイネット
参考文献

準備学修の内容

以下のような事前学習課題を課します。日々の学習を怠ると、講義の内容を深めることはできませんし、成果を上げることが難しくなります。
・教科書や講義に関連した書籍の読み込み
・全国紙(読朝毎、日経、産経、東京)のいずれか1紙を毎日10分以上読むこと(読み慣れたら時間を伸ばしていく)
・授業内容の復習はもちろんのこと、学んだことを日々意識して行動(思考も)すること

その他履修上の注意事項

就職活動や社会人になってからも役立つ教養やスキル、習慣を身につけてもらいたいと考えています。グループワークもあるので、主体的に取り組む学生を望みます。また、授業を効率的に進めるため学生の協力も得ることが多々あります。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
1)後期に学ぶこと・流れの説明
第2回自己紹介文(自己PR文)を書く①
1)自己分析の方法を知る
第3回自己紹介文(自己PR文)を書く②
1)書き方の工夫とは
2)何を伝えるのか、きちんと理解する
第4回自己紹介文(自己PR文)を書く③
1)会いたくなる自己紹介文とは
2)グループで回し読みをし、フィードバックを受ける(グループワーク)
第5回履歴書を書く①
1)履歴書で伝えることとは
2)履歴書を書いてみる(個人ワーク)
第6回履歴書を書く②
1)フィードバック
2)会いたくなる履歴書とは
第7回業界研究①
1)業界とは
2)21の業界とは
3)自分に合った業界とは
第8回業界研修②
1)業界について発表する(グループワーク)
第9回職種の理解
1)職種とは
2)選択できる職種とは
第10回働き方を考える
1)終身雇用と年功序列が崩れる今、どんな働き方をするのか
2)好きを仕事にする
3)1万分の1になる方法とは
4)5年後の自分の働く姿を見つめる(具体的に絵を描く、個人ワーク)
第11回就活の現状を知る
1)体験者は語る
2)学び得たことは何か
第12回インターンシップの活かし方
1)インターンシップとは
2)インターンシップの種類と目的
第13回面接・グループディスカッションを理解する
1)攻める方法とは
2)何を見られているのか
第14回会社説明会を無駄にしない準備と使い方
1)就活の手順
2)会社説明会の意義
3)会社説明会をどう活かすのか
第15回まとめ
 後期の講義から何を学び得たのか