担当者 | 新原 将義教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | SEM-201 |
本授業のテーマは「インタビューによる質的研究」である。
我々はみな,社会的制度や文化的な慣習,家族や友人あるいはインターネットを介してつながるコミュニティ,そこでの価値観が複雑に絡まり合う中で生きている。このような,時には社会から影響を受け,時には新たな文化を創造する,ダイナミックなプロセスを記述するためには、インタビューやフィールドワークを通した「厚い記述」を通した「質的研究」の方法論が必要不可欠である。近年ではこの質的研究の方法論は、様々な職場や社会的実践における問題解決の手法としても活用され、注目を集めている。
こうした質的研究を体得することを目指し、本授業では,インタビュー調査によって社会的な実践現場のダイナミクスを記述し、問題解決につなげるための方法を体験する。授業は、教室での講義に加え、教室外でのフィールドワークやグループによるディスカッションなどを実施しながら、アクティブ・ラーニングとして進行する。
なお、本授業では、授業初回から様々な課題に取り組んでもらうこととなる。そのため、第1回の授業に参加した学生以外は受講できないものとする。
①学生は,インタビューの技法について,体験を通じて学ぶ。
②学生は,「なにを調べたいのか」「何のために調べたいのか」「そのために必要なことは何か」について,具体的に説明できる。
③学生は,必要な論点と調査結果をまとめ,発表することができる。
授業内でのプレゼンテーション 50%
最終レポート 40%
授業への貢献度 10%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 |
本授業では,調査の実施や分析など、授業外での作業が生じる。また適宜事前課題を課す。
本授業では、授業初回から様々な課題に取り組んでもらうこととなる。そのため、第1回の授業に参加した学生以外は受講できないものとする。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション:自己紹介,授業目的,授業方法,成績評価,受講者決定 |
第2回 | 学内調査実習1 |
第3回 | 学内調査実習2 |
第4回 | 学内調査実習3 |
第5回 | 個人発表 |
第6回 | 大学博物館でのグループワーク |
第7回 | フィールドワーク報告会 |
第8回 | 研究設問の設定について |
第9回 | 最終発表テーマ公表 |
第10回 | グループ発表1 |
第11回 | グループ発表2 |
第12回 | グループ発表3 |
第13回 | グループ発表4 |
第14回 | 最終発表スライド作成 |
第15回 | 最終発表会 |