企業・公務員基礎教養
担当者原嶋  晋
単位・開講先選択  2単位 [自己啓発支援科目]
科目ナンバリングCAE-109

授業の概要(ねらい)

 近年、就職試験は様々な種類のものが実施されています。この授業は、多様化した就職試験に対応した演習講義とし、苦手を克服する内容となっています。多くの問題をこなすことで、出題パターンを修得し、最終的には柔軟な思考を養うことができるよう進めていきます。講義は、①「近年の傾向を把握し、どうしてこの問題を解くのか」(Why)、②「試験突破のために必要な知識やテクニックを理解する」(Input)、③「学んだ内容が身についているかどうかの検証」(Output)というプロセスで実施します。
 また、社会人基礎力を培うものとし、特に考え抜く力(課題発見力、計画立案力)の修得に力を入れることで、自ら学ぶ自律的学習力の修得に努めます。

授業の到達目標

・就職試験(民間企業、公務員等)で主に出題される分野の基礎知識を修得することで、2年生以降の「公務員教養Ⅰ・Ⅱ」「SPI企業就職Ⅰ・Ⅱ」に繋げていく。
・考え抜く力(課題発見力、計画立案力)の修得に力を入れることで、自ら学ぶ自律的学習力を身につける。

成績評価の方法および基準

平常点と定期試験(最終講義(第15回)にLMS上で実施予定)の総合で評価します。
平常点は、講義毎に実施するチェックテスト・課題とします。
※定期試験(最終講義(第15回)にLMS上で実施予定のもの)の受験は必須です。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『企業・公務員基礎教養』(大原出版株式会社)
教科書※販売方法等は講義内でご案内します。
参考文献

準備学修の内容

・復習を徹底することで、次回の講義に備えてください。具体的には、毎回の講義において自らの弱点を発見し、その克服のための計画策定を行います。その後、その計画に基づいて特に講義で扱った問題は、1問あたり5分以内で解けるようになるまで繰り返し復習を行います。これにより、次回以降の講義内容の理解力・定着力が格段に向上します。
・就職活動を迎えるにあたって教養を高めるとことは非常に重要なことです。日頃から、時事に関心を持ち、特に政治・経済・社会の3分野についての新聞・ニュースを積極的にみるようにして下さい。

その他履修上の注意事項

 上記の通り、この授業は就職試験対策の基礎力を身に付けることを考慮して組まれるものですから、単位取得のためではなく、将来の就職活動を意識した上で、十分に活用されることを期待します。みなさん一人ひとりの基礎力向上を図るために、対面講義が可能となった場合には、以下のことを守って授業に参加してください。
 ①入室可能時間は授業開始後10分までとします(やむを得ず遅刻になった場合は、理由を報告してください。また静かに入室してください)。
 ②授業運営に支障をきたす行為はやめてください。私語や飲食は禁止です。スマートフォンはしまい、授業に集中してください。また特別な理由がない限り、帽子を脱いで授業を受けてください。
 ③この科目は就職試験対策の基礎力向上を目的とした授業です。関連科目として「キャリアデザインと職業選択Ⅰ」などの自己啓発支援(キャリア教育)科目を積極的に履修してください。
 ④授業の開始と終了時に学生証をカードリーダーにタッチしてください。学生証忘れやタッチ忘れは欠席扱いになりますので、忘れないようにして下さい。またチェックテスト・課題には集中して取り組み、授業終了後に提出して下さい。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
【判断推理】 暗号(換字式)について学ぶ
第2回【判断推理】 論理(三段論法)について学ぶ
第3回【判断推理】順序① 順序の決定について学ぶ
第4回【判断推理】順序② 順序の変動・順序の数値条件について学ぶ
第5回【判断推理】対応① 対応関係について学ぶ
第6回【判断推理】対応② 対応の数値条件・スケジュールについて学ぶ
第7回【数的推理】整数・計算パズル① 約数と倍数・割り算の余りについて学ぶ
第8回【数的推理】整数・計算パズル② 数列・n進法について学ぶ
第9回【数的推理】割合と比① 割合・比の基礎について学ぶ
第10回【数的推理】割合と比② 売買算・濃度について学ぶ
第11回【数的推理】速さ① 速さの基礎について学ぶ
第12回【数的推理】速さ② 旅人算・通過算について学ぶ
第13回【数的推理】仕事算 仕事算の基礎について学ぶ
第14回就職試験における論作文の基礎について学ぶ
第15回就職試験における面接の基礎について学ぶ
定期試験