公務員教養Ⅱ
担当者松野  拓
単位・開講先選択  2単位 [自己啓発支援科目]
科目ナンバリングCAE-214

授業の概要(ねらい)

 この授業は「資格の大原」との提携講義となっており、公務員試験突破に必要な教養試験、特に一般知能分野の基礎知識の理解・修得を目的とします。講義は、本試験に近い問題を使用した演習講義となります。また、論作文対策や面接試験対策も公務員教養Ⅰに比べ、より実践的な形で学んでいきます。
 その他、公務員就職をより明確にイメージできるよう、キャリアサポートセンターと連携し、公務員しごとセミナー等の企画も予定しています。パネルディスカッションに積極的に参加することで公務員の職種をより深く知り、本格的な公務員試験対策にスムーズに移行できる内容となっています。
 なお、カリキュラムの網羅性を考え、春期の公務員教養Ⅰと併せて履修することをお勧めします。

授業の到達目標

・公務員試験に必要な知識・テクニックの定着を図ることで応用できる力の基礎を身につける。
・社会人基礎力を培うものとし、特に前に踏み出す力(主体性、実行力)の修得に力を入れることで、目標に向かって一歩踏み出し、粘り強く取り組む力を身につける。
・より発展的な「公務員課外講座」に繋げていくことを視野に入れる。

成績評価の方法および基準

平常点(40%)、定期試験(60%)の総合で評価します。
平常点は、毎回授業内で実施するチェックテスト・課題を反映するものであり、出席だけで評価する出席点ではありません。
※定期試験の受験は必須です。チェックテスト・課題は授業内で複数回実施します。
※授業内で外部評価テストを実施する可能性があります。実施した場合には成績評価の参考にします。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『公務員教養Ⅱ』(大原出版株式会社)
教科書※テキスト販売日は、講義初日に案内します。
参考文献

準備学修の内容

・復習を徹底することで、次回の講義に備えて下さい。具体的には、PDCAサイクルを意識して、苦手な問題について、できるようになるまで粘り強く取り組みましょう。
・社会問題(少子化対策、防衛政策、雇用問題、防災など)に関心を持ち、日頃から行政の取り組みについて関心を持ちましょう。気になった取り組みは、データとして残しておきましょう。

その他履修上の注意事項

 上記のように、この講義は公務員試験対策を視野に入れ組まれているものですから、単位取得のためではなく、就職ということを強く意識した上で、十分に活用されることを期待します。
 ※キャリアサポートセンター主催の「公務員ガイダンス」および「公務員関連セミナー(公務員しごとセミナーなど)」に積極的に参加して下さい。
 ※公務員課外講座へのお申込みをお勧めします。
 みなさん一人ひとりの基礎力向上を図るために、以下のことを守って授業に参加して下さい。
 ①入室可能時間は授業開始後10分までとします。(やむを得ず遅刻になった場合は、理由を報告してください。また静かに入室して下さい。)
 ②授業運営に支障をきたす行為はやめて下さい。私語や飲食は禁止です。スマートフォンはしまい、授業に集中してください。また特別な理由がない限り、帽子を脱いで授業を受けて下さい。
 ③この科目は就職試験対策の基礎力向上を目的とした授業です。関連科目として「キャリアデザインと職業選択」などの自己啓発支援(キャリア教育)科目を積極的に履修して下さい。
 ④授業の開始と終了時に学生証をカードリーダーにタッチして下さい。学生証忘れやタッチ忘れは欠席扱いになりますので、忘れないようにして下さい。またチェックテスト・課題は集中して取り組み、授業終了後に提出して下さい。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
【数的推理】年齢算・暦について学ぶ
第2回【数的推理】濃度、虫喰い算・覆面算について学ぶ
第3回【数的推理】場合の数Ⅰ 和の法則と積の法則、順列の公式について学ぶ
第4回【数的推理】場合の数Ⅱ 順列の応用、組合せ、道順について学ぶ
第5回【数的推理】確率の基礎につい学ぶ
第6回【基礎数学Ⅰ】関数論Ⅰ 判別式、解と係数の関係について学ぶ 
第7回【基礎数学Ⅰ】関数論Ⅱ 頂点と二次関数の最大最少について学ぶ / 中間テスト
第8回【判断推理】ベン図の計算・キャロル図について学ぶ
第9回【判断推理】順序の変動について学ぶ
第10回【判断推理】方位と位置について学ぶ
第11回【判断推理】トーナメント・リーグ戦について学ぶ
第12回【判断推理】カード・ゲームについて学ぶ
第13回【判断推理】ウソの発言・推理について学ぶ
第14回公務員試験における論作文について学ぶ(実践編)
第15回公務員試験における面接について学ぶ(実践編)