担当者 | 松山 豊浩 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [観光経営学科] | |
科目ナンバリング | MAN-226 |
エアラインは、ヒト、モノ、カネ、情報の流れを活発化し、グローバル化を促進する重要なインフラであり、変化や競争が激しく、そのビジネスモデルもサービスも日々進化しています。授業ではエアライン・ビジネスへの理解を深めるため、その特徴や最新の動向、またエアラインの幅広い仕事について詳しく学びます。さらに、エアラインを活用した受講者全員の参画による旅行プランの企画と機内食の企画をテーマとした演習にも取り組みます。
授業内容は、大きく分けて3つのパートから構成されています。
第1パートでは、エアラインの歴史や特徴、ネットワーク戦略、グローバルアライアンス、LCC(ローコストキャリア)、マイレージプログラムなど、世界の人々の交流や生活を大きく変えたビジネスモデルを学びながら、航空の将来性や可能性を考えます。
第2パートでは、エアラインの幅広い仕事について学び、仕事を担っている人の姿や仕事のやりがいを理解します。このパートの授業をとおして、航空業界やサービス関連産業において、また社会人として仕事をする上での重要なポイントを知り、身につけることができます。
第3パートでは、エアラインを身近に感じてイメージを明確にするために、授業で学修したエアラインに関する知識を活用した演習を行います。演習Ⅰでは、自身が飲食したい、または提供したい機内食を自由に企画して持ち寄り、グループディスカッションを行います。演習Ⅱでは、自身が行ってみたい(体験したい)海外旅行をテーマに、利用するエアライン/経路/ホテル/見どころ等を考えて旅行プランとして旅程を組み立て、各自のプランをもとにグループディスカッションを行います。いずれの演習とも、ディスカッションを経てグループ代表に選ばれた企画については、企画者がプレゼンテーションを実施します。
本講座と連携して、職業選択において航空業界を志望する学生を対象とした様々なキャリアサポートも行いますので、ぜひ活用してください。
・エアライン・ビジネスの特徴、最新の動向や戦略等に関する重要な知識について幅広く考察し、正確に理解する。
・エアラインの様々な専門職の仕事を知ることによって、その役割とともにエアラインで働く楽しさ、厳しさ、やりがいについて実践的に理解する。
・機内食や海外旅行プランを自身で企画・考案する演習をとおして、エアライン・ビジネスとサービスへの理解を深めると同時に、ディスカッションやプレゼンテーションのスキルを高める。
・本講座で学修して身につけた成果を、エアラインをはじめとするサービス関連産業や幅広い分野の職業選択に活用でき、実際の就業先の様々な仕事にも応用できる。
・日常点 30%(参加意識・小レポート内容 等を評価、出欠席状況・受講姿勢 等を反映)
・演習 30%(参画状況・課題提出内容 等を評価、グループ代表者は加点)
・テスト 40%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | テキスト:授業にて適宜プリントを配布する 教科書:使用しない | ||
参考文献 | 『 エアライン・オペレーション入門 (改訂版)』 | (株)ANA総合研究所 | ぎょうせい |
参考文献 | 『 航空産業入門 (第2版) 』 | (株)ANA総合研究所 | 東洋経済 |
まず、エアラインに関心を持ち、新聞/インターネット/テレビ等のメディアをとおしてエアライン・ビジネスやサービスにかかわる様々な情報を自ら積極的に収集し、授業への参加意識を高めることが必要です。
また、職業としてエアラインやサービス関連産業で働くためにはどのような意識や知識を持ち、高めるべきなのかなど、就業意識や将来の社会での自身の活躍をイメージすることも重要です。
「演習Ⅰ:自分で創る機内食」「演習Ⅱ:自分で創る海外旅行」では受講者全員が課題に沿った企画書を各自で準備・提出し、これをもとにグループディスカッションを行います(これまで受講した学生は非常に前向きに取り組んでいます)。自身で調べ、考え、企画を練り上げ、イラストや画像で表現するというプロセスでは、受講者自身の自由な発想と提案力が期待されます。一人ひとりの興味や個性を発揮できる、楽しく、やりがいのある演習です。
キャリアサポートにおいても、客室乗務員(CA)経験者のアドバイザーが随時面談して様々なサポートを行いますので、本講座の受講と併せて、エアラインの各職種やサービス関連産業への就業準備等についても積極的に相談してください。
受講する学生の皆さんには以下の点を要望します。
「授業に出席し、積極的に参画する」、「自身で独自の工夫をしながら学ぶ」、「演習課題には努力を怠らずしっかりと取り組む」、「時間やコスト(学費)を大事にして、学修成果を自ら創造する」、「受講者相互で助け合い、思いやる」「講師や周囲の受講者に迷惑をかけない」。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス 授業概要・授業計画・授業のゴール・評価方法・受講ルール・キャリアサポートに関する説明 など |
第2回 | エアラインの特徴 |
第3回 | エアラインの仕事① 客室乗務員(CA) |
第4回 | エアラインの仕事② 機内サービス/演習Ⅰ 自分で創る機内食① ガイダンス(課題の説明) |
第5回 | エアラインの仕事③ 旅客サービス |
第6回 | エアラインの仕事④ パイロット、運航管理、整備、予約・販売 |
第7回 | 演習Ⅰ 自分で創る機内食② グループディスカッション および プレゼンテーション |
第8回 | エアラインの歴史と発展/演習Ⅱ 自分で創る海外旅行① ガイダンス(課題の説明) |
第9回 | エアラインの戦略と動向① ネットワーク |
第10回 | エアラインの戦略と動向② アライアンス、マイレージプログラム |
第11回 | エアラインの戦略と動向③ LCC |
第12回 | エアラインの仕事⑤ 現役グランドハンドリング・スタッフによる講話(予定) |
第13回 | 演習Ⅱ 自分で創る海外旅行② グループディスカッション |
第14回 | 演習Ⅱ 自分で創る海外旅行③ プレゼンテーション |
第15回 | まとめ/テスト |