授業の概要（ねらい）

　小学校家庭科における教育目標、育成を目指す資質・能力を理解し、学習指導要領に示された小学校家庭科の学習内容について、その背景となる学問領域と関連させて理解を深めるとともに、様々な学習指導理論を踏まえて、具体的な授業場面を想定した授業の設計及び実践を行う方法を身に付ける。

授業の到達目標

　①学習指導要領に於ける小学校家庭科の目標、主な内容ならびに全体構造を理解し、説明することができる。
　②個別の学習内容について指導上の留意点を理解し、例を挙げて説明することができる。
　③小学校家庭科の学習評価の考え方を理解し、評価計画を作成することができる。
　④題材の指導計画ならびに学習指導案を作成して授業を試行し、省察と改善策とを記述することができる。
　⑤目的に応じた教材の作成や情報機器の効果的な活用を行うことができる。

成績評価の方法および基準

　毎時間の課題提出40％、演習課題（指導案作成・模擬授業等）の達成度30％、試験30％により総合的に評価する。

教科書・参考文献

準備学修の内容

　教科書や学習指導要領の内容を自分の言葉で説明できるようにノートにまとめておくこと。
　模擬授業のために資料を集め、指導案を作成し、発表の準備を行うこと。教材研究を行い、その成果を学習指導案に反映できるようにしておくこと。

その他履修上の注意事項

　常に児童の目線に立ち、指導者となることへの自負と自覚とを持って、授業に臨むことを希望します。４回欠席すると単位認定ができません。
なお、社会状況の変化等により模擬授業の実施等、一部の授業内容に変更が生じることがあります。毎回、授業時の連絡を漏れなく把握するようにしてください。

授業内容