スポーツ指導者の基礎Ⅱ
担当者緒方 貴浩教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [人間文化学科]
科目ナンバリングSPS-104

授業の概要(ねらい)

 日本スポーツ協会公認スポーツ指導者養成プログラムに準拠し、スポーツ指導者としての基礎的知識と技能について講義する。プレイヤーズセンタードなコーチングができるようにコーチングについて学ぶ。

授業の到達目標

・プレイヤーズセンタードなコーチングについて理解できる。
・スポーツ指導者に必要な心理分野における基礎的知識を習得する。
・ジュニア期の発育発達に応じた運動遊び・スポーツ指導を行える。
・トレーニングメニューを立案できる。

成績評価の方法および基準

試験採点結果が60%以上の得点が必要。
ジュニアを対象にした指導計画の立案および模擬授業の内容を加味する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書Reference Book公益財団法人日本スポーツ協会公益財団法人日本スポーツ協会
参考文献

準備学修の内容

講義はグループワークを中心に進める。そのため、事前学習を前提に進める。講義資料を予習し授業に臨むこと。
これまで自分が受けてきたスポーツ指導について振り返り考察する。
部やサークル、スポーツ活動において、指導的役割を積極的に行う。
スポーツ指導に関する情報・問題を日常的にメディア等でチェックする。

その他履修上の注意事項

スポーツ指導者として、規範的意識と態度を心がけること。
問題意識を持って主体的に取り組むこと。

授業内容

授業内容
第1回授業ガイダンス
プレイヤーズセンタードなコーチングとは
第2回場づくり(導入)
第3回自身のコーチング哲学を考える:望ましいスポーツ指導者とは何か。望ましいプレイヤー像から考える。
第4回コーチングの課題を整理する
第5回コーチングにおける倫理的判断力を高める
第6回対人関係の問題解決法について考える
第7回発育発達期の身体的・心理的特徴について
第8回スポーツ活動の怪我・疾病(発育発達期に多いケガや病気)
第9回客観的な根拠に基づいたコーチングをしよう
第10回効果的な計画を立てよう:ジュニア期の発育発達に応じた運動遊びを取り入れた指導計画の立案
第11回指導計画の実践①:実践
第12回指導計画の実践②:評価
第13回コーチ自身の成長の計画について
第14回ライフスキルおよびライフスキルトレーニング
第15回まとめ、テスト