アメリカ経済論特講Ⅰ
担当者
単位・開講先選択  2単位 [経済学研究科 経済学専攻]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

 貨幣、金融、金融政策、金融危機、経済政策などの諸問題をアメリカを題材にして学びます。

授業の到達目標

(1)金融政策、金融危機、財政赤字など、アメリカ経済が抱える諸問題に関する基本事項を修得する。
(2)米中貿易戦争など、アメリカと世界経済が抱える諸問題に関する基本事項を修得する。

成績評価の方法および基準

 平常点:40%(出席状況と授業に取り組む熱意)
 定期試験(あるいはレポート)の成績:60%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
教科書
参考文献『世界経済危機とその後の世界』柴田德太郎編著日本経済評論社
参考文献『アメリカの経済 第2版』春田素夫・鈴木直次著岩波書店
参考文献『資本主義の暴走をいかに抑えるか』柴田德太郎著ちくま新書
参考文献『アメリカ経済 成長の終焉 上・下』R.J.ゴードン著日経BP社

準備学修の内容

 良く予習して講義に臨むことを推奨します。

その他履修上の注意事項

 講義は質疑応答を含めながら進めるので、積極的に質問することを推奨します。

授業内容

授業内容
第1回 序論:貨幣とは何か、について学ぶ
第2回 アメリカのマネーサプライについて学ぶ
第3回 アメリカの金融制度について学ぶ
第4回 アメリカの金融政策について学ぶ
第5回 株主資本主義の台頭について学ぶ
第6回 ダウンサイジングと雇用不安につういて学ぶ
第7回 格差の拡大について学ぶ
第8回 2000年代の規制緩和と金融緩和について学ぶ
第9回 金融の証券化とサブプライムローンの拡大について学ぶ
第10回 金融危機の発生について学ぶ
第11回 ドル流動性危機の発生について学ぶ
第12回 微弱な景気回復の要因について学ぶ
第13回 異次元緩和と世界経済への影響について学ぶ
第14回 利上げと世界経済への影響について学ぶ
第15回 講義全体を総括する