担当者 | 四谷 英理子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [経済学科] | |
科目ナンバリング | ECH-102 |
今を理解し、未来を切り拓くためには、歴史を学ぶことが不可欠です。
この授業では、「市場経済」あるいは「資本主義」といわれる現在の社会経済システムがいかに成立し発展してきたのかを学ぶことにより、歴史的な視点から、今日の世界や日本の状況を把握する力を養うことを目指します。
なお、経済史概論Ⅰでは、イギリス産業革命の時代までを対象とし、経済史概論Ⅱでは、1930年代までを対象とします。
(1)歴史的事象をその背景や影響も含めて深く理解し、説明することができる。
(2)歴史的・国際的な視点から、現在の経済社会を理解することができる。
平常点50%、期末レポート課題50%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 教科書はありません。 PDFファイルをLMSに掲載します。 | ||
参考文献 | 『エレメンタル欧米経済史』 | 馬場哲、山本通、廣田功、須藤功 | 晃洋書房、2012年。 |
参考文献 | 『経済史:いまを知り、未来を生きるために』 | 小野塚知二 | 有斐閣、2018年。 |
参考文献 | 『西洋経済史』 | 奥西孝至、鴋澤歩、堀田隆司、山本千映 | 有斐閣、2010年。 |
参考文献 | 『歴史から今を知る:大学生のための世界史講義』 | 上杉忍、山根徹也編 | 山川出版社、2010年。 |
・PDFファイルの内容を読み直し、各トピックについて自分の言葉で説明できるようにしておいてください。
・いかなる理由があっても、締め切り後に期末レポート課題を受け付けることはできません。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション:経済史概論Ⅱの授業の内容、進め方、成績評価の方法について説明する。 |
第2回 | 経済史概論Ⅰの内容の復習 |
第3回 | イギリスの産業革命:技術革新 |
第4回 | イギリスの産業革命:社会的帰結 |
第5回 | イギリス産業革命の国際的影響:産業革命と奴隷貿易 |
第6回 | ヨーロッパ大陸の産業革命 |
第7回 | 「パックス・ブリタニカ」の時代 |
第8回 | <テーマ学習>イギリスと紅茶:イギリスによるインドの植民地化と鉄道建設 |
第9回 | アメリカ合衆国の独立と領土の拡張 |
第10回 | 南北戦争とアメリカの経済発展 |
第11回 | 世紀転換期のヨーロッパ経済 |
第12回 | 世紀転換期のアメリカ経済 |
第13回 | 1920年代のアメリカ経済の繁栄:大衆消費社会の成立 |
第14回 | 1930年代のアメリカ・ヨーロッパ経済:世界恐慌の衝撃 |
第15回 | まとめ |