担当者 | 山本 英貴教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [史学科] | |
科目ナンバリング | JPH-246 |
本授業は、江戸時代の「くずし字」で書かれた古文書を読めるようになるための基礎トレーニングを行うことを目的とする。史料について、まずは古文書学Ⅰからの継続で江戸時代初期のキリシタン関係文書、なかでも島原の乱に関わる古文書を取り上げる。その後は現在の八王子市域に残される古文書を中心に、土地の売買証文など読み易い古文書から開始して、最終的には八王子千人同心の書状などを取り上げる。さらに、各史料が当時どのような意図をもって作成されたのか、史料が有する機能や様式、作成時の歴史的背景などについても解説する。
江戸時代の古文書で頻出する語句や言い回し、文書の形式に慣れる。
史料に返り点を付けられるようになる。
中間テスト(50%)
期末テスト(50%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『新編 古文書解読字典』(1993年) | 根岸茂夫・佐藤孝之・安池尋幸編 | 柏書房 |
参考文献 |
古文書学Ⅱのみの履修も可能であるが、古文書学Ⅰを履修しておくことが望ましい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 本授業の説明 |
第2回 | キリシタン関係の古文書を読む(毛利家文書) |
第3回 | 島原の乱の古文書を読む(島津家文書) |
第4回 | 島原の乱の古文書を読む(島津家文書・中川家文書) |
第5回 | 奉公人請状を読む |
第6回 | 屋敷売買証文を読む |
第7回 | 老中の日記を読む(酒井家文書) |
第8回 | 中間テストとまとめ |
第9回 | 大名家の古文書を読む(津軽家文書) |
第10回 | 裁許裏書絵図を読む |
第11回 | 起請文を読む |
第12回 | 付箋を読む |
第13回 | 遊女屋の広告文を読む |
第14回 | 八王子千人同心の古文書を読む |
第15回 | テストとまとめ |