起業家演習Ⅰ
担当者三竝 康平教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [経営学科]
科目ナンバリングMAN-327

授業の概要(ねらい)

一つの新しいアイディアは、一つの新しいビジネスを生み出します。一つの新しいアイディアを生み出し、そしてそれを形にすることが出来れば、AppleがiPhoneで世界中の人々のコミュニケーションのあり方を変えたように、イノベーションで国や世界を変えることができるかもしれません。
 しかし、一つの新しいアイディアはそう簡単には生まれません。たとえ、それを生み出すことができたとしても、それを形にすることもまた非常に難しい。そこで、本演習では「産学連携」(大学と企業が技術の実用化などを目指して協力すること)の枠組みを通して、皆さんがこれまで座学で学んできた経済学や経営学に関する知識をベースに、アクティブ・ラーニングの形でアイディアを形にするトレーニングを実施します。
 具体的には、みなさんは、私が学外の企業、組織や行政などと共同で実施している、いくつかの産学連携プロジェクト(詳細は第1回目に説明します)に参加することで、アイディアを形にするトレーニングを実施します。本演習を受講したからといって、必ず起業しなければならないことは全くありません。ただし、本演習を通して、受講生にベンチャーマインドが醸成されることは、本演習の目的のひとつにしたいと考えています。
 皆さんは普段、アルバイトや部活・サークル、資格の勉強など、様々な活動を頑張っていると思いますが、せっかく大学に入られたと思いますので、一年間、大学でじっくりと腰を据えて一つのプロジェクトに取り組んでみませんか?

授業の到達目標

1. ベンチャー企業の経営等に関する知識をアクティブ・ラーニングの形で実践的に習得する
2. 企業など外部の人々との関わりの中で、就職活動や卒業後の社会生活において求められるコミュニケーション能力や積極性を育成する
3. グループワークやケーススタディを経て様々な形で知識のアウトプットに取り組む中で、プレゼンテーション力を身に付け、それを向上させる

成績評価の方法および基準

試験は実施せず、講義期間中に実施する数度のプレゼンテーションなどの内容も踏まえながら、本演習への取り組みで100%評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書授業中に指示します。
参考文献

準備学修の内容

「履修上の注意事項」に記載されているような形で、授業時間外の活動への参加が必要になることがあります。本演習に参加するうえで、予習や復習などは一切必要ありませんが、それらの活動には積極的に参加するようにしてください。

その他履修上の注意事項

 本演習では、学内外の機関、企業や団体、個人との共同プロジェクトに参加しますので、毎回の授業への出席は当然のこと、授業時間外に企業や団体との打ち合わせが入る場合がありますので、それらにも積極的に参加する必要があります。
 プロジェクト上必要であれば、視察旅行や合宿なども実施します。
 本演習では、学内外の研究交流会や研究発表会に積極的に参加する予定です。
 各回の授業内容は基本的に下記の通りですが、皆さんの希望や理解度により、内容や進度は適宜変更します。詳細はガイダンスの際に説明します。
 受講希望者が多い場合は、何らかの形で選考を実施する可能性があります(詳細は第1回目に説明します)。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
第2回プロジェクトの内容共有①
第3回プロジェクトの内容共有②
第4回プロジェクトの内容共有③
第5回グループワーク①
第6回グループワーク②
第7回グループワーク③
第8回グループワーク④
第9回グループワーク⑤
第10回グループワーク⑥
第11回グループワーク⑦
第12回グループワーク⑧
第13回起業家演習Ⅱに向けて①
第14回起業家演習Ⅱに向けて②
第15回起業家演習Ⅱに向けて③