アスレティックリハビリテーションⅣ
担当者佐野村 学教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [スポーツ医療学科]
科目ナンバリングSPS-407

授業の概要(ねらい)

 アスレティックトレーナーとして活動するに際に必要なアスレティックリハビリテーションの技能を、モデルケースへの対応実習を実施しながら身につける。「ただ実技ができる」だけではなく、自ら考え、アスレティックリハビリテーションに必要な評価や処方ができるようになることを目指す。

授業の到達目標

 ・主要なスポーツ傷害の評価を一人でできる。
 ・主要なスポーツ傷害に対するアスレティックリハビリテーションが実践できる。
 ・スポーツ傷害の評価結果をもとにしたアスレティックリハビリテーションのプログラミングができる。
 ・対象者へのアスレティックリハビリテーション指導ができる。

成績評価の方法および基準

 小テスト(10%)、筆記試験(45%)、実技試験(45%)で評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 日本体育協会公認アスレティックトレーナー教本 第7巻 アスレティックリハビリテーション日本スポーツ協会
参考文献

準備学修の内容

 次回の授業内容の該当する項について教科書などを用いて読んでおくこと。基本的な評価理論を理解しながら手技の実践やトレーニング指導ができるようにしておくこと。

その他履修上の注意事項

 各授業内容について教科書などを用いて必ずノートにまとめるなどして、十分な準備を行った上で参加すること。中途半端な気持ちでの参加はしない。
 ※本授業の履修者は、3年次のスポーツ現場実習Ⅱ・Ⅲ・Ⅳおよび総合実習Ⅰ・Ⅱの単位を取得していることが望ましい。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
第2回アスレティックリハビリテーションとは
第3回足関節捻挫の評価とアスレティックリハビリテーション
第4回足関節捻挫のアスレティックリハビリテーションの実際
第5回膝関節靭帯損傷の評価とアスレティックリハビリテーション
第6回膝関節靭帯損傷のアスレティックリハビリテーションの実際
第7回肩関節脱臼の評価とアスレティックリハビリテーション
第8回肩関節脱臼のアスレティックリハビリテーションの実際
第9回腰痛の評価とアスレティックリハビリテーション
第10回腰痛のアスレティックリハビリテーションの実際
第11回アキレス腱断裂の評価とアスレティックリハビリテーションの実際
第12回ハムストリング肉離れの評価とアスレティックリハビリテーションの実際
第13回シンスプリントの評価とアスレティックリハビリテーションの実際
第14回傷害予防トレーニングとその実際
第15回まとめと筆記および実技試験