世界の情勢(ヨーロッパ)Ⅱ
担当者佐藤 嘉寿子教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングARS-104

授業の概要(ねらい)

 ヨーロッパの国々は多種多様な歴史を経て今日に至っています。イギリス、フランス、ドイツ等、西ヨーロッパの国々は日本にとって身近に感じられているかもしれませんが、東ヨーロッパの国々は必ずしもそうではありません。本講義では、EU(欧州連合)に加盟している東ヨーロッパの国々の歴史や今日に至るまでのプロセスを説明することによって、これらの国々に対する関心や理解を深めます。授業の出席者には、東ヨーロッパに関するあらゆる質問や意見を歓迎します。 

授業の到達目標

・東ヨーロッパの国名や位置と共に、基本的知識を身につける。
・東ヨーロッパの体制移行及びEUとの関係を理解する。
・東ヨーロッパに関する新聞記事やニュースの内容を理解することができる。   

成績評価の方法および基準

 毎回のリアクションペーパー(75%)、レポート(25%)等を合わせて、総合的に評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 テキストは使用せず、必要に応じて資料を配布します。参考文献等は、授業中に随時紹介します。
参考文献『現代ロシア経済論』吉井昌彦・溝端佐登史編ミネルヴァ書房 2011年
参考文献『政治・経済用語集』政治・経済教育研究会編山川出版社 2019年

準備学修の内容

 授業の中で紹介する資料や本を読む、積極的に自分で調べる等、授業内容を確実に理解するよう努めてください。授業内容である東ヨーロッパに関する新聞や雑誌の記事、テレビ等のニュースに目を通すように心がけてください。また、授業の復習及び自主的学習に基づくノートの整理を推奨します。

その他履修上の注意事項

 授業の中でお知らせすること、注意すべきこと等が多々あります。連絡事項も含めて、毎回確認してください。なお、国際情勢によって授業内容を変更することがあります。 

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス、授業の進め方、講義内容の紹介
第2回戦後の東ヨーロッパについて
第3回東ヨーロッパの戦後における経済体制確立のプロセスについて
第4回東ヨーロッパの経済体制の問題点について
第5回東西冷戦の終焉について
第6回東ヨーロッパの体制崩壊について
第7回東ヨーロッパの経済体制移行について
第8回東ヨーロッパの経済体制移行の問題点について
第9回EU加盟に向かう東ヨーロッパの国々について
第10回東ヨーロッパとEU:移行後のハンガリーについて
第11回東ヨーロッパとEU:移行後のポーランドについて
第12回東ヨーロッパとEU:移行後のチェコについて
第13回EU加盟後の東ヨーロッパの現状について
第14回EU加盟後の東ヨーロッパが直面する諸問題について
第15回秋学期のまとめ