担当者 | 高柳 峻秀 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)] | |
科目ナンバリング | ASI-102 |
本授業は中国語コース一年生の必修授業です。前学期の「中国事情I」では中国の市井の人々の生活文化について取り上げましたが、「中国事情II」ではより視点を広げ、中国の歴史・文学・芸術・華人・少数民族といったテーマを取り上げて、多様かつ複雑な近現代中国の諸相について議論する素地となる基礎知識を獲得することを目指します。
(1)現代中国の生活文化について基本的事実を理解し、他者に説明できる。
(2)信頼できる中国関係の情報源を把握し、日常的にチェックして中国に関する情報・知識を蓄積することができる。
(3)気になるトピックを見つけて関連情報を収集し、自分なりの考察も含めたレポートを分かりやすい文章で作成することができる。
(1)復習テスト 60%(各回で扱った内容に関して、次の授業で復習テストを行います)(5%×12回)
(2)レポート 40%(授業で扱った各トピックのうち、特に興味を持ったものについて独自に考察を深め、2400-4000字にまとめて第15回の授業で提出してもらいます)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
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参考文献 | 中国現代文化14講 | 中国モダニズム研究会 | 関西大学出版会 |
参考文献 | ※補足資料を授業中に配布することがあります。 |
(1)レポートのテーマを探すために、また授業の復習として『中国現代文化14講』各章に挙げられた文献をチェックしてください。
(2)レポートに必要な情報を効率よく収集するために、『中国現代文化14講』の第14章「レファレンスのために」を読んでおいてください。(「中国事情I」で使用した教科書『中華生活文化誌』の第14章「調べる ネット時代の調べもの術」も参照してください)
(3)現代中国に関する理解を深めるために、日常的に中国関係のニュースをチェックしてください。
(1)遅刻あるいは欠席による小テスト(第3回〜第14回)の未受験は一度につき5点の減点となることに注意してください。
(2)第15回の授業の際に必ず作成した期末レポートを持参してください。授業後の提出は認められません。未提出は30点の減点となることに注意してください。
(3)私語など他の受講生の学習の妨げとなる行為は控えてください。
(4)授業の進度によって内容が変動することがあります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス(内容、目標、成績評価方法、注意事項)、中国事情Iの復習 |
第2回 | 歴史 波乱万丈!英雄豪傑才女の中国史:前近代編 |
第3回 | 歴史 波乱万丈!英雄豪傑才女の中国史:近代編 |
第4回 | 歴史 波乱万丈!英雄豪傑才女の中国史:現代編 |
第5回 | 歴史 一衣帯水!二千年にわたる日中関係史 |
第6回 | 文学 近現代中国と文学 |
第7回 | 演劇 新しい演劇を!伝統と現代の葛藤の中で |
第8回 | 映画 銀幕に映し出される激動の歴史と人々 |
第9回 | 美術 水墨画からアバンギャルドまで |
第10回 | 少数民族 <多民族国家>としての中国 東アジアのなかで |
第11回 | 香港 「買い物天国」のこれまでとこれから |
第12回 | 台湾 国か地域か / 中国か、台湾か |
第13回 | 華人世界 龍の末裔、そのルーツとアイデンティティ |
第14回 | 留学 海を渡る 中国の留学生たち |
第15回 | まとめ |