担当者 | 高柳 峻秀 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)] | |
科目ナンバリング | ASI-101 |
本授業は中国語コース一年生の必修授業です。中国とそこに暮らす人々について理解を深めるためには、政治・経済・外交といった側面だけでなく、中国の市井の人々が実際にどのような歴史や文化の中で暮らしているかを知ることが不可欠です。そこで、本授業は中国の生活文化について毎回異なるトピックを取り上げて学習し、日本との比較も念頭に置きつつ、国家や政府の視点から語られがちな中国という国を、より身近な市井の人々の視点から理解することを目指します。
(1)現代中国の生活文化について基本的事実を理解し、他者に説明できる。
(2)信頼できる中国関係の情報源を把握し、日常的にチェックして中国に関する情報・知識を蓄積することができる。
(3)気になるトピックを見つけて関連情報を収集し、自分なりの考察も含めたレポートを分かりやすい文章で作成することができる。
(1)基礎知識確認テスト 15%(第1回、第2回で話した中国基礎知識に関するテストを第3回の授業で行います)
(2)復習テスト 55%(各回で扱った内容に関して、次の授業で小テストを行います)(5%×11回)
(3)レポート 30%(授業で扱った各トピックのうち、特に興味を持ったものについて独自に考察を深め、2400-4000字にまとめて第15回の授業で提出してもらいます)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
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参考文献 | 中華生活文化誌 | 中国モダニズム研究会 | 関西学院大学出版会 |
参考文献 | ※補足資料を授業中に配布することがあります。 |
(1)レポートのテーマを探すために、また授業の復習として『中華生活文化誌』各章に挙げられた文献をチェックしてください。
(2)レポートに必要な情報を効率よく収集するために、『中華生活文化誌』の第14章「調べる ネット時代の調べもの術」を読んでおいてください。
(3)現代中国に関する理解を深めるために、日常的に中国関係のニュースをチェックしてください。
(1)遅刻あるいは欠席による基礎知識確認テスト(第3回)の未受験は15点の減点、復習テスト(第4回〜第14回)の未受験は一度につき5点の減点となることに注意してください。
(2)第15回の授業の際に必ず作成した期末レポートを持参してください。授業後の提出は認められません。未提出は30点の減点となることに注意してください。
(3)私語など他の受講生の学習の妨げとなる行為は控えてください。
(4)授業の進度によって内容が変動することがあります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション(内容、目標、成績評価方法、注意事項) 中国基礎知識の確認(1) |
第2回 | 中国基礎知識の確認(2) |
第3回 | 食べる 中華料理の世界 |
第4回 | 着る チャイナドレス、人民服、ファッション |
第5回 | 住む 濃密な人間模様を包む空間 |
第6回 | 比べる 中国の二大都市 北京と上海 |
第7回 | 見る 寝ころんで覗く中国 |
第8回 | 話す 驚くほど豊かな言語文化 |
第9回 | 生まれ、生き、死ぬ 冠婚葬祭 |
第10回 | 学ぶ 可能性を開く |
第11回 | 働く 労働者はつらいよ |
第12回 | 飲む ちょっと一服 お茶でもいかが |
第13回 | つきあう 面子の立て方 つぶし方 |
第14回 | 旅する 東西南北の風土、心の地図を開く |
第15回 | まとめ |