担当者 | 甲野 毅 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [教育文化学科] | |
科目ナンバリング | EDU-112 |
多摩の里山の一角を占める本学のキャンバスは、周辺の遺跡により、石器時代から人々の暮らしが営々と重ねられてきたということが明らかになっています。その里山について、樹木や生態系、キャンパスや周辺緑地などのフィールドでの主体的な観察や作業を通して、理解することを目指します。設定された課題に対して、キャンパスや近隣の里山をフィールドワークをして、調査することを重視します。
里山の現状について把握する。
現在の里山の改善点と市民としての役割を理解する。
小学校において里山を取り入れた自然環境学習を計画できる。
自然との共生や、持続可能な社会の構築へ向けての自分の考えを持ち、自分のライフスタイルの改善につなげる。
授業態度。
授業での毎回のミニレポート。
3~4回の課題に対するレポート。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『里山資本主義』 | 藻谷浩介・NHK広島取材班 著/角川oneテーマ21 | |
参考文献 | 『里山の環境学』 | 武内和彦(編集)、恒川篤史(編集)、鷲谷いづみ(編集) | 東京大学出版会 |
参考文献の通読
日頃から五感を使って自然や四季の変化を自覚的に体感することを習慣づけるようにしてください。特にフィールドでの授業を重視しますので、時間を厳守してください。キャンパス内を歩き回り、キャンパス近郊の里山を訪問します(長袖、長ズボン、着帽、運動靴、軍手必携です)。講義の3分の1以上は、教室から外に出てのフィールドワークとなる予定です。大学を離れて周辺の緑地での授業もありますので、予めご認識下さい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 環境とは 主体的環境論 人間・自然中心主義 |
第2回 | ガイダンス |
第3回 | キャンパスフィールドワーク① 樹木とウォーキング |
第4回 | キャンパスフィールドワーク② 樹木の種類と生活のつながり |
第5回 | 里山フィールドワーク① 現状把握 |
第6回 | 里山フィールドワーク② 改善点と市民の役割1 |
第7回 | 自然環境の理解① |
第8回 | 自然環境の理解② |
第9回 | 自然環境の理解③ |
第10回 | キャンパスフィールドワーク③ 現状の課題の把握 |
第11回 | キャンパス里山計画1 |
第12回 | キャンパス里山計画2 |
第13回 | 小学校における自然環境学習計画1 |
第14回 | 小学校における自然環境学習計画2 |
第15回 | 里山の課題 まとめ |