基礎スペイン語Ⅳ
担当者江原 裕美教員紹介
単位・開講先必修  1単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングSPA-104

授業の概要(ねらい)

 スペイン語はスペイン並びに中南米の多くの国で通用し、近年はアメリカ合衆国の中でも多く用いられている。この言語の魅力を知り、その文化の一端に触れることは、私たちの世界観を広げてくれる。この授業では、スペイン語のアルファベットから始まり、複雑な文法知識もわかりやすく一つ一つ丁寧に進めつつ、折に触れて出来事や文化も紹介してみたい。スペイン語文化圏への第一歩を踏み出す一助としてほしい。
 なお、後期は基礎スペイン語IIと基礎スペイン語IVがそれぞれ週1回ずつ開講されるが、内容は連続している。すなわち週2回でワンセットになっているので注意すること。遅刻欠席しないこと、授業に集中することがもっとも重要である。

授業の到達目標

 日常最低限の必要性を満たすことができる力を獲得することを目指す。具体的には以下のような目標を達成する。①スペイン語の文法的基礎を身につける、②スペイン語の簡単な文を音読でき、意味を理解する、③自分と家族、日常生活などを他者に紹介でき、簡単な手紙やメールを書ける。

成績評価の方法および基準

平常点(授業への参加、提出物等)で30%、試験で70%。第1回目の授業は必ず出席すること。授業の完全な受講を最優先し、授業字は教科書、辞書を持っていること。基礎スペイン語IIとIVは連続した科目なので両科目を通じて全体的に評価する。
 

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『Entre amigos 1(総合スペイン語コース 初級)』スペイン語教材研究会朝日出版社
教科書『Entre amigos 2(総合スペイン語コース 中級)』スペイン語教材研究会朝日出版社
参考文献現代スペイン語辞典白水社
参考文献クラウン西和辞典三省堂
参考文献和西辞典白水社

準備学修の内容

 授業前には例文のわからない単語を辞書で引いて調べ、音読をしてみること。授業後は学習したところを20回音読して暗記に努めること。

その他履修上の注意事項

遠隔授業であり、LMSが中心となる。可能な場合、ZOOMを使用することも考えているので教員の指示に注意すること。どの形態であれ、全授業の受講が最優先である。力をつけるためには毎回の授業の予習復習と暗記を欠かさずしてほしい。評価のためのテストはII,IVを通じて2回。課題提出や小テストは随時実施する。

授業内容

授業内容
第1回9月16日水  LMS    授業の進め方、テキスト、評価方法など。 前期の復習。 Unidad 5, 6
第2回9月23日水  LMS Unidad 6, 7 時間  語幹母音変化動詞II  再帰動詞  直接目的人称代名詞
第3回9月30日水  LMS  Unidad 10  動詞Gustar  Gustar型動詞
第4回10月7日水  LMS Unidad 11 動詞Dolerの用法   ser, estar, tener que, hay que, などの表現
第5回10月14日水  LMS  Unidad 12   点過去  規則活用と不規則活用  ser, ir, dar
第6回10月21日水  LMS (ZOOM) Unidad 12 トピックス  言語について   点過去復習   線過去の導入
第7回10月28日水  LMS  Unidad 14 不定形(不定詞、過去分詞、現在分詞)  進行形   現在完了
第8回11月4日水  LMS (ZOOM)  Unidad 14 不定形のその他の用法   これまでの復習  点過去線過去を中心に
第9回11月11日水  LMS  Unidad 15 未来形   
第10回11月18日水  LMS  命令形の復習  新教科書 Unidad 1  直説法現在、目的人称代名詞などの復習
第11回12月2日水  LMS  新教科書 Unidad 3  線過去の用法
第12回12月9日水  LMS  新教科書 Unidad 4  点過去と線過去  いろいろな副詞節
第13回12月16日水  LMS  新教科書 Unidad 6   直説法未来の活用   直説法未来完了  直説法過去未来
第14回 1月6日水  LMS  Unidad 7  復習    Unidad 8  命令形の導入
第15回1月13日水   LMS (ZOOM)  復習とまとめ