担当者 | ||
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単位・開講先 | 必修 4単位 [経済学研究科 経営学専攻] | |
科目ナンバリング |
演習Ⅲでは、実証研究を前提とした修士論文の作成指導を実施する。研究者に必要な実証研究の技法だけでなく、実証研究に関わる倫理観も習得する。
「科学者の行動規範/日本学術会議」、および「APA論文作成マニュアル/アメリカ心理学会」の主旨の理解を通じて、研究者としての規範を理解し習得する。
毎月1回実施する修士論文中間報告会での報告内容をその都度評価し、期末に総合的に成績評価を実施する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『APA論文作成マニュアル第2版』 2011年 | アメリカ心理学会著、前田・江藤・田中訳 | 医学書院 |
参考文献 | 『レポート・論文の書き方 上級(改定版)』 2003年 | 桜井雅夫著 | 慶應義塾大学出版会 |
参考文献 | 『論文の書き方マニュアル--ステップ式リサーチ戦略のすすめ 新版 (有斐閣アルマ)』 2014年 | 花井・若松著 | 有斐閣 |
毎回の具体的な準備学習内容は講義ノートおよび課題として事前にLMSに掲載するので、受講するまでに教科書と講義ノートを参考にして課題を完成させておくこと。
LMSを有効活用するため、パソコン及びインターネットの環境を整備しておくこと。おもしろおかしく(Joy & Fun)学習できるように、教員と共に工夫しよう。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス:経営学演習Ⅲの進め方。修士論文中間報告の発表方法について。 |
第2回 | 1.テーマの選定:(1)テーマの決定 |
第3回 | 1.テーマの選定:(2)方法論の決定 |
第4回 | 第1回中間報告会 |
第5回 | 2.科学者の行動規範:(1)論文不正の発生と行動規範改定の経緯 |
第6回 | 2.科学者の行動規範:(2)科学者と戦争 |
第7回 | 第2回中間報告会 |
第8回 | 3.APA論文作成マニュアル:(1)論文の章立て |
第9回 | 3.APA論文作成マニュアル:(2)執筆要領 |
第10回 | 第3回中間報告会 |
第11回 | 3.APA論文作成マニュアル:(3)先行研究の整理 |
第12回 | 3.APA論文作成マニュアル:(4)引用文献リスト |
第13回 | 第4回中間報告会 |
第14回 | 4.実証研究に関わる倫理:調査対象が人間である場合に配慮すべき項目について |
第15回 | 4.実証研究に関わる倫理:調査データ及び調査結果の管理について |
第16回 | 修士論文中間報告の発表方法について。 |
第17回 | 5.APA論文作成マニュアル:(1)原稿の内容と構成 |
第18回 | 第5回中間報告会 |
第19回 | 5.APA論文作成マニュアル:(2)正確な言語表現と、偏見のない文章作法 |
第20回 | 5.APA論文作成マニュアル:(3)APA方式執筆要領 |
第21回 | 5.APA論文作成マニュアル:(4)引用文献リスト(reference) |
第22回 | 第6回中間報告会 |
第23回 | 5.APA論文作成マニュアル:(5)原稿の準備と出版原稿の見本 |
第24回 | 6.論文の書き方マニュアル:(1)筋立て作業 |
第25回 | 6.論文の書き方マニュアル:(2)確認作業 |
第26回 | 最終報告会 |
第27回 | 6.論文の書き方マニュアル:(3)資料収集のノウハウ |
第28回 | 6.論文の書き方マニュアル:(4)資料整理のノウハウ |
第29回 | 第1回口頭試問練習会 |
第30回 | 第2回口頭試問練習会 |