社会を生きる
担当者五十嵐 卓司教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [教育文化学科]
科目ナンバリングEDU-107

授業の概要(ねらい)

 この授業では様々な社会問題に関心をもち、その問題の原因を資料やデータを基に考察していく。特に、学校教育と関係の深い経済・社会問題について中心的に扱っていく。社会問題をとらえるためには、正確な社会認識とその問題解決に向けた適切な取り組みが求められる。それらについて、資料やデータを基に考察を深めていく。

授業の到達目標

 様々な社会問題についての知識を深め、自分の考えを説明でき、他者と議論できる力を修得する。

成績評価の方法および基準

 授業への参加状況と授業内レポート等(50%)、授業内試験の成績(50%)を総合的に評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 授業で適宜伝える。
教科書
参考文献「日本という国」小熊英二新潮社
参考文献

準備学修の内容

 1)学校教育を複眼的に考察するために、学校の歴史についてまとめること。
 2)学校教育を複眼的に考察するために、経済や社会の仕組みについてまとめること。

その他履修上の注意事項

 1)欠席しないことはもちろんのこと、積極的な授業参加を求める。
 2)第1回オリエンテーションには、必ず出席すること。

授業内容

授業内容
第1回 オリエンテーション
第2回 社会とは?教育とは?学校とは?
第3回 日本の学校教育の歩み(1) 戦後の社会と学校教育
第4回 日本の学校教育の歩み(2) 高度経済成長期の学校教育の変貌
第5回 日本の学校教育の歩み(3) ゆとり教育・脱ゆとり教育と求められる学力の変化
第6回 日本の学校教育の歩み(3) グローバル化と学力の変化
第7回 社会問題を考える(1) 経済体制と学校教育
第8回 社会問題を考える(2) 経済体制を考察する アメリカを事例として
第9回 社会問題を考える(3) 経済体制を考察する 中国を事例として
第10回 社会問題を考える(4) 新自由主義と学校教育
第11回 社会問題を考える(5) 貧困問題と学校教育
第12回 社会問題を考える(6) 労働環境の変化と学校教育
第13回 社会問題を考える(7) グローバル化と学校教育
第14回 社会問題を考える(8) 経済体制と学校教育
第15回 授業のまとめ・授業内テスト