中国言語文化特論Ⅱ
担当者原田 二郎
単位・開講先選択  2単位 [文学研究科 日本文化専攻]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

 「中国の歴史と思想・文学」。
 テキストに拠りながら、前期は歴史の概観、後期はそれをもとにして、思想と文学の概観を試みる。
 大学院生用にテキスト購読を中心とする。
 テキストはプリントして配布するほか、適宜必要な資料を補う。

授業の到達目標

 ・中国の歴史・思想・文学について、その概略を知る。
 ・自らの専門領域に関連する中国文化について、自力で調査できるよう、その基礎を学ぶ。

成績評価の方法および基準

 平常点。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書テキストはプリントを作って配布する。
参考文献

準備学修の内容

 自分で参考文献を一つ決めて、それで授業関連の箇所を毎回予習してくると良いと思う。どれをその文献にするかは、参考図書を紹介したい。
 なんからの訳文を作る授業になると思うので、事前に作成して提出すること。

その他履修上の注意事項

 受け身的な姿勢でなく、積極的な学習態度を期待する。

授業内容

授業内容
第1回 導入
第2回 殷の思想・周の思想
第3回 周の文学 『詩経』
第4回 春秋戦国の思想(1) 儒家
第5回 春秋戦国の思想(2) 道家
第6回 春秋戦国の思想(3) 後期儒家・法家
第7回 春秋戦国の文学 『楚辞』
第8回 秦漢の思想
第9回 漢の文学 ~辞と賦
第10回 魏晋南北朝の思想(1) 老荘思想
第11回 魏晋南北朝の思想(2) 仏教と道教
第12回 魏晋南北朝の文学 ~三曹
第13回 魏晋南北朝の文学 ~竹林の七賢
第14回 魏晋南北朝の文学 ~陶淵明
第15回 まとめ