中国言語文化特論Ⅰ
担当者原田 二郎
単位・開講先選択  2単位 [文学研究科 日本文化専攻]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

 「中国の歴史と思想・文学」。
 テキストに拠りながら、前期は歴史の概観、後期はそれをもとにして、思想と文学の概観を試みる。
 大学院生向けにテキスト購読を中心とする。
 テキストはプリントして配布するほか、適宜必要な資料を補う。
 前期は『十八史略』を読む。が、現場に集まった学生諸君と相談してより良い路線を模索したい。

授業の到達目標

 ・中国の歴史・思想・文学の概要を知る。
 ・次回購読箇所のテーマを提示するので、各自発表できる程度まで調べて輪読に臨むこと。

成績評価の方法および基準

 平常点。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書テキストはプリントして配布する。
参考文献

準備学修の内容

 自分で参考文献を一つ決めて、それで授業関連の箇所を毎回予習してくると良いと思う。どれをその文献にするかは、参考図書を紹介する。
 なんらかの訳文を作る授業になると思うので、毎回作成して事前に提出すること。

その他履修上の注意事項

 受け身的な姿勢でなく、積極的な学習態度を期待する。

授業内容

授業内容
第1回 導入
第2回 堯・舜
第3回 夏
第4回 殷
第5回 周
第6回 管仲・晏嬰
第7回 蘇秦・張儀
第8回 商鞅
第9回 秦始皇 天下統一まで
第10回 秦始皇 統一後
第11回 漢高祖(1)
第12回 漢高祖(2)鴻門之会
第13回 垓下之戦
第14回 司馬遷の美学
第15回 まとめ