| 担当者 | 権 赫麟教員紹介 | |
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| 単位・開講先 | 選択 2単位 [観光経営学科] | |
| 科目ナンバリング | HSG-102 | |
今日の観光は単なる気晴らしや休養、娯楽などの意義を乗り越え、現代人の生活において欠かせることのできない要素として発展してきています。そして、そのような現代観光の意味合いを理解するためには、余暇と労働をめぐる価値観の歴史的背景を十分に把握することが求められます。本講義では、余暇の社会的機能を歴史の観点から考察する一方、余暇社会における日本及び世界の観光の現状を検討します。
・現代社会における国際観光の現状を理解すること
・余暇の意味と歴史的変遷の過程を把握すること
・余暇社会の観光のあり方に対する全般的な知見を得ること
平常点20％、中間試験20％、期末試験60％を原則とします。
授業への積極的な参加は平常点として成績に反映されます。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | |||
| 参考文献 | 令和元年版『観光白書』（http://www.mlit.go.jp/statistics/file000008.html）． | 国土交通省 |
これまでの歴史に関する全般的な学習内容、特に各時代の社会的特徴を予め振り返っておきましょう。
観光史Iと観光史II両方の履修が望ましいです。
授業中の私語及び雑談は禁止とします。
| 回 | 授業内容 |
|---|---|
| 第1回 | オリエンテーション：余暇の歴史を考える意味 |
| 第2回 | 観光の世紀―現代観光の諸相①：観光の発展要因と障害要因 |
| 第3回 | 観光の世紀―現代観光の諸相②：国際観光の動向（１） |
| 第4回 | 観光の世紀―現代観光の諸相③：国際観光の動向（２） |
| 第5回 | 観光の世紀―現代観光の諸相④：現代日本のインバウンド観光 |
| 第6回 | 観光の世紀―現代観光の諸相⑤：現代日本観光の展望と課題 |
| 第7回 | 中間まとめと中間試験 |
| 第8回 | 余暇の概念と意味（余暇の概念規定） |
| 第9回 | 労働と余暇①：余暇の特徴 |
| 第10回 | 労働と余暇②：余暇の社会的機能 |
| 第11回 | 余暇観の変遷と現代余暇①：余暇に関する歴史的考察（先史時代～古代） |
| 第12回 | 余暇観の変遷と現代余暇②：余暇に関する歴史的考察（中世） |
| 第13回 | 余暇観の変遷と現代余暇③：余暇に関する歴史的考察（近代） |
| 第14回 | 余暇社会の到来：現代余暇をめぐる諸問題と余暇社会への展望 |
| 第15回 | 講義のまとめとテスト |
