スポーツ方法実習(柔道)Ⅰ
担当者穴井 さやか教員紹介
単位・開講先選択  1単位 [スポーツ医療学科]
科目ナンバリングESS-205

授業の概要(ねらい)

 日本の伝統文化である武道は、平成24年度より保健体育科で「武道必修化」となり全国の公立中学校でも実施されている。また、柔道を選択している学校は全国で66%に及ぶともいわれており、教員採用試験もあわせて、教員を目指す学生は、基本動作や技術を示範できることが必要となる。
 本授業では、経験者、未経験者問わず、伝統文化である柔道の歴史を知り、基本となる動作や受身、投げ技、固め技の習得を重点において学習する。

授業の到達目標

 ・柔道の基本技術や基本動作、礼儀作法を正しく実践することができる。
 ・柔道の専門用語を理解する。
 ・柔道の基本的技術の要点を説明することができる。

成績評価の方法および基準

 ・授業への向上心を持った積極的な取り組み(50%)
 ・授業への省察(10%)
 ・実技試験(40%)
 ※ただし、授業回数の3分の2以上の出席者を評価の対象とする。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書テキスト:使用なし。適宜、必要な場合は配布。
参考文献

準備学修の内容

 ・実技科目のため、毎時限、体調管理には十分注意する。

その他履修上の注意事項

 ・スポーツ方法実習(柔道)Ⅰ・Ⅱは続けて履修することを望む。
 ・柔道衣を所持していない学生については、ガイダンスにて購入の説明をする。
 ・貴重品は各自責任を持って管理する。

授業内容

授業内容
第1回 ガイダンス(授業の進め方、約束事項の確認)
第2回 基本動作①(柔道衣の着方、帯の結び方、礼法、姿勢、足さばき)
第3回 基本動作②(受身:後受身、横受身)
第4回 基本動作③(受身:前回り受身)
第5回 基本動作④(受身:前回り受身の応用)
第6回 第2回~第5回の復習、確認 
第7回 技の仕組みについて
第8回 投げ技①(大内刈り)
第9回 投げ技②(支え釣り込み足)
第10回 投げ技③(払腰)
第11回 投げ技④(背負い投げ)
第12回 固め技①(袈裟固、崩れ袈裟固~逃げ方)
第13回 固め技②(横四方固、上四方固~逃げ方)
第14回 第8回~第13回の復習、確認とグループ学習
第15回 実技試験、授業のまとめ