スポーツ方法実習(柔道)Ⅱ
担当者穴井 さやか教員紹介
単位・開講先選択  1単位 [スポーツ医療学科]
科目ナンバリングESS-206

授業の概要(ねらい)

 本授業では、柔道の応用技術についての習得を目標とする。具体的には、スポーツ方法実習Ⅰで身に付けた技能をより正確に完成させていくこと、その技能を活かして、攻防の練習や反復練習、模擬試合などを経験しながら、柔道のルール、審判規定などの理解を深めていく。
 また、技の原点でもある柔道の形種目も学び、初段の取得に活かすことも取り組んでいく。

授業の到達目標

 ・技の名称と動きが一致し、相手の動きに応じて技の攻防を展開することができる。
 ・柔道の試合規則、審判法について説明することができる。
 ・初段取得に必要な基本動作、投げの形、試合形式の実戦ができる。

成績評価の方法および基準

 ・授業への向上心を持った積極的な取り組み(50%)
 ・授業への省察(10%)
 ・実技試験・筆記試験(40%)
 ※ただし、授業回数の3分の2以上の出席者を評価の対象とする。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書テキスト:使用なし。適宜、必要な場合は配布。
参考文献

準備学修の内容

 ・実技科目のため、毎時限、体調管理には注意する。
 ・スポーツ方法実習(柔道)Ⅰを履修していることが望ましい。

その他履修上の注意事項

 ・柔道衣を所持していない学生については、ガイダンスにて購入の説明をする。
 ・貴重品は、各自責任を持って管理する。

授業内容

授業内容
第1回 ガイダンス(授業の進め方、約束事項の確認)
第2回 基本動作①(礼法、試合の礼法、受身、足さばき)
第3回 スポーツ方法実習Ⅰで習得した技の復習
第4回 連絡技
第5回 返し技(大内刈り)
第6回 返し技(払腰・背負い投げ)
第7回 寝技の返し方と乱取り
第8回 実戦練習
第9回 柔道の規則と審判法
第10回 投げの形①(動画を見て視覚的に学ぶ)
第11回 投げの形②(手技:浮落)
第12回 投げの形③(手技:背負い投げ)
第13回 投げの形④(手技:肩車)
第14回 第11回~13回の復習
第15回 授業のまとめ、実技試験