家族とジェンダーの社会学
担当者久木元 真吾教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [社会学科]
科目ナンバリングSOC-210

授業の概要(ねらい)

 現代社会におけるジェンダーをめぐる状況について概説する。また、家族に関する現代的な課題についても、ジェンダーとの関連に注目しながら適宜とりあげる。

授業の到達目標

 「性」や「家族」のあり方を自明視せず、その多様性を把握し、これからの「性」や「家族」をめぐる社会や制度のあり方について展望を持てるようになること。

成績評価の方法および基準

 授業中のリアクションペーパーや諸課題(40%)、期末試験(60%)を総合して評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書プリント利用予定。
参考文献適宜紹介する。

準備学修の内容

 配布資料を再読し、自らの発見や考え、疑問点を整理しておく。

その他履修上の注意事項

 毎回の授業でリアクションペーパーの執筆・提出を求める予定である。講義中に発言やディスカッションを求めることもある。履修上の注意点の詳細は初回に説明し、履修者はその注意点を了承したものとして授業を進める。
 「人口と家族の社会学」を履修済みであることが望ましい。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション:ジェンダーとは
第2回性的マイノリティ(1):基本知識
第3回性的マイノリティ(2):日常生活
第4回性的マイノリティ(3):同性のパートナーシップ
第5回現代社会とジェンダー(1):家族・家事とジェンダー(1)
第6回現代社会とジェンダー(2):家族・家事とジェンダー(2)
第7回現代社会とジェンダー(3):労働とジェンダー
第8回現代社会とジェンダー(4):政治とジェンダー
第9回現代社会とジェンダー(5):教育とジェンダー
第10回性暴力(1):日本社会と性暴力
第11回性暴力(2):性的同意
第12回性暴力(3):性犯罪
第13回現代社会とジェンダー(6):時事的なトピックの検討(1)
第14回現代社会とジェンダー(7):時事的なトピックの検討(2)
第15回まとめ