スポーツと栄養Ⅰ
担当者葛西 真弓教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングSPS-101

授業の概要(ねらい)

 日々過酷なトレーニング積むアスリートのコンディションおよびパフォーマンスの維持・向上には、適切な栄養補給は非常に重要である。スポーツ現場で活動する栄養士は、選手個々の特性を把握し、その選手に必要な栄養量を判断することが求められる。
 本授業では、基礎的な栄養学の知識を習得するとともに、スポーツ現場で求められる栄養学の知識について講義していく。
 講義の中では、実際にアスリートの栄養サポート計画を立案するなどの演習を行うことで、授業で得た知識をアスリートに実践していく体験を行っていく。
 ※尚、第1回目の講義で受講者の選定を実施する可能性がある。

授業の到達目標

①栄養学の基礎的な事項を修得する。
②スポーツ栄養に関連する事項を習得する。
③自身の健康維持・増進のための食事・栄養に興味を持ち、実践できる。
④自身の周りにいる人に対して、栄養学の知識を正しく説明できる。

成績評価の方法および基準

①レポート課題・小テスト 40%
②期末試験 60%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『アスリートのため栄養・食事ガイド(3版)』2014   小林修平編著第一出版
参考文献『新版コンディショニングのスポーツ栄養学』2007   樋口満編著市村出版
参考文献『スポーツ栄養学 科学の基礎から「なぜ?」にこたえる』2017寺田新著東京大学出版会

準備学修の内容

以下のような準備学修課題を課します。授業は各自の予習・復習をもとに進めます。
 ・授業で配布された資料を見直し、専門用語を理解し、次回授業に臨むこと
 ・授業内容に関連する資料や文献等の自主学習

その他履修上の注意事項

1)授業途中からの参加は他の受講生の迷惑になります。課題・小テストに参加できない場合があります。
2)私語や飲食は慎んで下さい。最低限の授業におけるマナーです。
3)受講に際して特に対応が必要な場合(怪我、病気、学外実習等による欠席など)に関しては、遠慮なくご相談下さい。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション(授業の進め方・評価方法等)
第2回スポーツ選手の栄養サポート概論
第3回スポーツ選手の食事摂取の基本
第4回スポーツ選手におけるエネルギー消費量の測定方法と活用
第5回スポーツ選手における身体組成の測定方法と活用
第6回血液検査の結果の見方と活用
第7回スポーツ選手と貧血
第8回スポーツ選手と疲労骨折
第9回スポーツ選手のエネルギー補給(糖質摂取)
第10回スポーツ選手の身体づくりに関する栄養補給(たんぱく質)
第11回スポーツ選手と水分補給(熱中症とパフォーマンス)
第12回スポーツ選手とサプリメント
第13回事例検討(栄養サポート計画の立案)
第14回まとめの学習
第15回試験