担当者 | 羽山 和美 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | SCE-103 |
日々生活していくうえで必要な基礎的なサイエンスとして、生命現象とその成り立ち方を学習する。この授業では、「生物学」を教科書として講義を進行させ生物学の基本的概念を理解することを目標とするが、生物学に馴染みのない学生が生命現象に興味をもてるよう生活に役立ち、身近なトピックスを選定し講義内容に加える。したがって、講義内容としては、基礎的な細胞、遺伝子、代謝など生物学の基礎を中心に、病原微生物とその疾病 および対処方法などを授業内容に取り入れる。
日常生活に必要な生物学の基礎的概念を説明できる。
生物学、サイエンスに関する成書を自分で読めるようになる。
自分で講義ノートを作成し、生命科学の重要事項を説明できる。
講義ノートの作成を義務づける。小テストおよび課題、出席状況を成績に加える。
筆記試験は持ち込み不可とし、最終講義に筆記試験を行う。
成績評価は、筆記試験が約70%、小テストまたは課題が約20%、出席状況および出席態度等を約10%の比重とする。
12時50分~13時20分の間に学生証を1回機器にタッチすることで、出席となる。13時20分以降の遅刻は出席と認めないので注意すること。
学生証忘れ、交通機関等の遅延等は、当日の授業開始前に申し出ること。その他やむを得ず欠席および遅刻した場合も、なるべく速やかに申し出ること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | みんなの生命科学 | 北口哲也、塚原伸治、坪井貴司、前川文彦 (著) | 化学同人 |
参考文献 | 論文・レポートの基本 | 石黒 圭 (著) | 日本実業出版社 |
高校生物教科書を読み返しておくこと。
指定した教科書の次回の授業範囲を読み、専門用語の意味を理解しておくこと。
興味のある科学関連書籍や新聞記事などを意識的に読んでみる。
レポートの書き方を学んでおくこと。
生物学に馴染みのない学生にもわかりやすい講義を心掛けるが、生命科学に興味があり学習意欲のある学生を対象とし講義を行う。
教科書を中心に講義を行うため、指定教科書は必ず持ってくること。
ノートをとる習慣をつけること。特に黒板に書いたこと以外でも、講義の中のポイントとなる事柄の記録をつける努力をすること。ノートチェックを行う場合があるので、いつでも提出できるよう配布したプリントはノートに貼るか、バイン ダーできちんと閉じておくこと。
進行状況等によって、授業内容を変更することがあります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 講義の概要説明 1.生命の基礎的な仕組み ①生命とは?生物とは? |
第2回 | 1. 生命の基礎的な仕組み ②細胞:構造と機能Ⅰ |
第3回 | 1.生命の基礎的な仕組み ②細胞:構造と機能Ⅱ |
第4回 | 2.生命の設計図「ゲノム」 ①遺伝の理解を深める:遺伝子とはなにかⅠ |
第5回 | 2.生命の設計図「ゲノム」 ①遺伝の理解を深める:遺伝子とはなにかⅡ |
第6回 | 3.生きるための仕組み ①タンパク質と酵素Ⅰ |
第7回 | 3.生きるための仕組み ①タンパク質と酵素Ⅱ |
第8回 | 3.生きるための仕組み ②生命を支える化学反応:栄養と代謝Ⅰ |
第9回 | 3.生きるための仕組み ②生命を支える化学反応:栄養と代謝Ⅱ |
第10回 | 3.生きるための仕組み ③循環と維持Ⅰ |
第11回 | 3.生きるための仕組み ③循環と維持Ⅱ |
第12回 | 4.環境に適応するしくみ ①外的環境に適応する仕組みⅠ |
第13回 | 4.環境に適応するしくみ ①外的環境に適応する仕組みⅡ |
第14回 | 学習のまとめ① |
第15回 | 学習のまとめ②:総括 |