担当者 | 井上 史子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 4単位 [自己啓発支援科目] | |
科目ナンバリング | SEM-203 |
近い将来、AIやIoTの発達によって、人間を取り巻く環境は急速な変化を遂げることが推測されています。その中で、若者や子供たちに求められる「未来を生き抜く力」とはどのようなものなのでしょうか。その力を身につけるための教育や学習環境は、どう変わらなければならないのでしょうか。このコースでは、そのような疑問について学生自身が考え、アイデアを出し合い、それを多様な人々と一緒になって形にするといったプロジェクト活動を通して、「未来志向の学び」を創造し提案することをねらいとしています。
従って、従来型の教室での座学や知識の記憶に特化した学習スタイルはほとんど取りません。受講者には、「自分で考えること」「関与すること」「表現すること」「挑戦すること」の4つがさまざまな場面で求められると同時に、これらの力を獲得することが期待されます。コースの最後には、各グループの活動成果を審査し、優秀なグループには「未来型学修デザイン賞」が授与されます。なお、授業には、数社の企業が協力してくださいます(2019年度の協力企業:主体的学び研究所、(株)電通、ベネッセ教育総合研究所、(株)メディアサイト(企業名は五十音順))。
このコースは2コマ連続のグループ形式で行いますので、受講者は2コマを受講することが必要です。受講人数は1クラス20名を上限に対象学年は2年生以上(定員を超過した場合は、課題により選考もしくは秋期での受講を推奨)とします。また、本コースは、宮原俊之先生(高等教育開発センター)のクラスと合同で実施しますので、どちらの教員に履修登録を行うかは授業内で指示します。第1週目の合同オリエンテーション①②で受講者の決定を行うため、2週目以降に参加しても受講はできませんので注意して下さい。 (※新型コロナウィルス感染拡大防止に向けた大学の対応により、オンラインでの実施となる場合もあります。)
①学生の立場から大学における未来志向の学びを創造し、発信できる(知識理解、技能)
②広義のアントレプレナーシップ(チャレンジ精神やリーダーシップ)を身につける(関心意欲、態度)
③多様な価値観を認め、他者と共同する態度や技能を身につける(態度、技能)
④「自分流」の行動ができるようになる(態度、技能)
①学修ポートフォリオ(総括的評価;知識理解、関心意欲) 40%
②学修成果物+プレゼンテーションの評価(総括的評価;技能) 40%
(相互評価5%、教員評価20%、外部評価15%)
*「未来型学修デザイン賞」の獲得も加味します。
③活動プロセスの評価(形成的評価;関心意欲、態度) 20%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 授業内で適宜、紹介や指示をします。 | ||
参考文献 | 授業内で適宜、紹介や指示をします。 |
授業の進捗に応じて、個人やグループでの準備学習(資料やレポートの作成など)が必要になることがあります。
(1)授業内外において主体的に取り組むことが求められる授業です。それだけの意欲と関心を持って履修してください。
(2)関連する授業として、「高等教育セミナー:インストラクショナルデザイン 」(宮原)、「高等教育セミナー:高等教育論」(井上)のいずれかを受講することで、より本コースへの理解が深まります。
(3)欠席の扱いについては、大学の規程にしたがいます。
(4)TNec 内での飲食は厳に慎んでください。これは言うまでもなく最低限の授業におけるマナーでもあります。受講に際してとくに対応が必要な場合(病気や怪我、障害など)は遠慮なく申し出てください。
(5) 発表やグループ活動、e-ポートフォリオの作成などでコンピュータを使用します。基礎的なPC操作やLMS・Office等のソフトの活用スキル、学内LANへの接続が必要です。
(6)活動内容によっては教室変更や学外での活動が発生する場合もあります。また、新型コロナウィルス感染拡大防止に向けた大学の対応により、オンラインでの実施となる場合もあります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 【第一週目2限:合同オリエンテーション①】 授業目的、授業方法、成績評価について(説明)、受講者の決定 |
第2回 | 【第一週目3限:合同オリエンテーション②】 ・e-ポートフォリオの作成について(説明と実習) |
第3回 | 【第二週目2限:課題設定①(合同)】 ・協力企業からの課題提案 |
第4回 | 【第二週目3限:課題設定②(合同)】 ・協力企業からの課題提案 |
第5回 | 【第三週目2限:課題設定③(合同)】 ・協力企業からの課題提案 |
第6回 | 【第三週目3限:課題設定④(合同)】 ・協力企業からの課題提案 |
第7回 | 【第四週目2限:テーマ設定①】 ・グループの決定と活動テーマの検討 |
第8回 | 【第四週目3限:テーマ設定②】 ・テーマの確定と活動計画の準備 |
第9回 | 【第五週目2限:グループ活動(第1サイクル)】 ・グループ毎に決定したプロジェクトの実施と振り返り① |
第10回 | 【第五週目3限:グループ活動(第1サイクル)】 ・グループ毎に決定したプロジェクトの実施と振り返り② |
第11回 | 【第六週目2限:グループ活動(第1サイクル)】 ・グループ毎に決定したプロジェクトの実施と振り返り③ |
第12回 | 【第六週目3限:グループ活動(第1サイクル)】 ・グループ毎に決定したプロジェクトの実施と振り返り④ |
第13回 | 【第七週目2限:グループ活動(第1サイクル)】 ・グループ毎に決定したプロジェクトの実施と振り返り⑤ |
第14回 | 【第七週目3限:グループ活動(第1サイクル)】 ・グループ毎に決定したプロジェクトの実施と振り返り⑥ |
第15回 | 【第八週目2限:グループ活動(第1サイクル)】 ・グループ間での交流活動(1回目) |
第16回 | 【第八週目3限:グループ活動(第1サイクル)】 ・グループ毎に決定したプロジェクトの実施と振り返り⑦ |
第17回 | 【第九週目2限:中間報告】 ・各グループ毎に中間発表準備 |
第18回 | 【第九週目3限:中間報告(合同)】 ・グループ毎に、現時点までの活動状況を報告する |
第19回 | 【第十週目2限:グループ活動(第2サイクル)】 ・グループ毎に決定したプロジェクトの実施と振り返り⑧ |
第20回 | 【第十週目3限:グループ活動(第2サイクル)】 ・グループ毎に決定したプロジェクトの実施と振り返り⑨ |
第21回 | 【第十一週目2限:グループ活動(第2サイクル)】 ・グループ毎に決定したプロジェクトの実施と振り返り⑩ |
第22回 | 【第十一週目3限:グループ活動(第2サイクル)】 ・グループ毎に決定したプロジェクトの実施と振り返り⑪ |
第23回 | 【第十二週目2限:グループ活動(第2サイクル)】 ・グループ間での交流活動(2回目) |
第24回 | 【第十二週目3限:グループ活動(第2サイクル)】 ・グループ毎に決定したプロジェクトの実施と振り返り⑫ |
第25回 | 【第十三週目2限:グループ活動(第2サイクル)】 ・グループ毎に決定したプロジェクトの実施と振り返り⑬ |
第26回 | 【第十三週目3限:グループ活動(第2サイクル)】 ・グループ毎に決定したプロジェクトの実施と振り返り⑭ |
第27回 | 【第十四週目2限:成果報告(合同)】 ・グループ毎のプレゼンテーション、協力企業からのコメント |
第28回 | 【第十四週目3限:成果報告(合同)】 ・グループ毎のプレゼンテ―ション、協力企業からのコメント |
第29回 | 【第十五週目2限:振り返り】 ・これまでの活動と授業の振り返り |
第30回 | 【第十五週目3限:修了会(合同)】 ・活動総括と協力企業からのコメント ・未来型学修デザイン賞の発表 |