社会学Ⅱ
担当者井上 慧真教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングSOC-102

授業の概要(ねらい)

 日常生活における多様な行為を手掛かりとして、それらがどのように<社会>と結びついているかを考えます。具体的な事例をもとにして、社会学の基礎的な考え方、社会について知るために必要な資料の読み方について学びます。

授業の到達目標

 社会学の基礎的な考え方について説明できるようになること、そして自分の身近に起きている出来事がどのように社会と結びついているのかについて積極的に考えられるようになることを目標とします。

成績評価の方法および基準

毎回の小テストの合計点により評価

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書はありません。レジュメを配布します。参考書は以下の3冊と、適宜授業中に指示します。
参考文献『命題コレクション 社会学』(2011年)作田啓一・井上俊編ちくま学芸文庫
参考文献『社会学をつかむ』(2008年)西澤晃彦・渋谷望有斐閣
参考文献『文化社会学入門 テーマとツール』(2010)井上俊・長谷正人編ミネルヴァ書房

準備学修の内容

授業内容を理解したうえで、期限内に小テストに取り組むこと。授業内で提示する参考書等を読み、授業で得た知識を深めるよう、積極的に取り組むこと。

その他履修上の注意事項

小テストについて、締め切り後に提出されたものは成績評価の対象としません。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション
第2回労働①就職活動と日本型雇用慣行
第3回労働②日本型の人事管理と「正社員」
第4回労働③非正規雇用と若者
第5回労働④女性の雇用をめぐる問題
第6回労働⑤職場の人間関係をめぐる問題
第7回労働⑥アルバイトをめぐる問題
第8回労働⑦働くことと社会的孤立
第9回情報①メディア利用の変化と日常
第10回情報②インターネットとニュース報道
第11回情報③インターネットと広告
第12回情報④インターネットと余暇時間
第13回情報④インターネットと消費文化
第14回消費①日常の消費と世界とのつながり―労働問題から
第15回消費②日常の消費と世界とのつながりー環境問題から