若者問題論Ⅱ
担当者井上 慧真教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [社会学科]
科目ナンバリングSOC-326

授業の概要(ねらい)

若者問題論Ⅱでは、若者とさまざまな他者とのつながりに注目しながら、現代社会の様々な問題について考えます。具体的には家族、友人、恋人やパートナーとの関係が現代社会のなかでどのように変化しているか、社会学の視点から考えます。

授業の到達目標

若者について、履修者各自の関心のあるテーマを「社会学から」考える視点を身につける。
履修者が講義内容を理解し、小テストに取り組むことができる。

成績評価の方法および基準

毎回の授業における小テストの合計により評価

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『命題コレクション社会学』作田啓一・井上俊編筑摩書房、2011年
参考文献『問いからはじめる家族社会学』岩間暁子・大和礼子・田間泰子編有斐閣、2015年
参考文献『<教育>の社会学 新版ー常識の見方・問い直し方』苅谷剛彦・濱名陽子・木村涼子・酒井朗編有斐閣、2010年

準備学修の内容

シラバスおよび授業中に提示する参考書等を読み、授業内容についての理解を深めること。

その他履修上の注意事項

小テストは期限までに受験すること(期限を過ぎてから提出されたものは成績評価の対象としません)。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション
第2回教育①いじめ
第3回教育②インターネットの浸透と子ども・若者ー友達づきあいの変化
第4回教育③インターネットの浸透と子ども・若者ー生活時間の変化
第5回教育④不登校
第6回教育⑤ 校則
第7回教育⑥体罰
第8回教育⑦子どもの教育と家族
第9回家族①家族のかたちの変化
第10回家族②結婚・子どもをめぐる意識の変化
第11回家族③通過儀礼と家族ー結婚式から
第12回家族④性の多様さとパートナーシップ
第13回家族⑤児童虐待
第14回家族⑥子どもの貧困
第15回家族⑦生きることの悩みと相談体制