担当者 | モラレス ハイメ | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | ARS-110 |
今年度後学期の全体的な目標は、既に学んだラテンアメリカ諸国の地理的配置をもとに、スペインから独立後のこれら諸国の社会、文化、政治について個別に学習し、各地域への総括的なビジョンを持つことである。
このクラスを通して、各国の芸術と音楽にふれる。またラテンアメリカの独立がどのように達成されたのか、なぜこの地域で戦争とゲリラが発生したのかを研究する。 「失われた10年間」、軍国主義、麻薬カルテルについて学び、さらにラテンアメリカが科学にもたらした貢献及び、ヨーロッパとアジアからの移民が地域全体に与えた影響についても学ぶ。
主要な世界遺産をめぐり、ラテンアメリカの音楽や芸術の多様性を鑑賞し、この地域の科学への貢献について学ぶ。資本主義や社会主義などの伝統的イデオロギー運動に加え、21世紀型社会主義、進歩主義者やいわゆる自由主義者などの新しい政治的傾向を伴う現在の政治状況について学ぶ。
ラテンアメリカについてテーマ毎に学習する。 各クラス毎に、LMSシステムを通してテーマを一つ提示し、ラテンアメリカ世界を構成するさまざまな地域について口頭による講義をする。
提示されるPDFのテキストには、LMSシステムのオーディオで聞く講義の一部が含まれる。 音声の講義とPDFのテキストが互いに補完し合うので、試験のために音声の講義をメモする必要がある。
クラス出席の点数評価は、各学生がLMSシステムを使用した時間に基ずく。
学生は「掲示板」“Discussion Board” から、この科目の課題を発信できる。課題の提出期限日は必ず守ること。
同様に、このクラスに関するすべての情報は「連絡事項」“Announcements” に掲載する。クラスの進行、試験日、課題提出日の通知を常にチェックすること。
成績の評価は、3回の三択によるテストと、特定のテーマについての課題とする。
そのうち2回のテストの得点はそれぞれ20点で、1回目のテストのテーマは第1〜第4、2回目のテストのテーマは第6〜第9とする。
期末テストの得点は40点で、学習したすべてのテーマから出題する。
課題のテーマは、提出日の2週間前に、すでに学んだテーマから一つを指定する。
さらに、各学生がこのクラスの学習に費やした時間も成績評価として考慮する。(20点)
小テスト① 20%
小テスト② 20%
期末テスト 40%
レポート課題 20%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 学生は、掲示板フォルダに毎週提示されるすべての資料を復習できる。 | ||
参考文献 | ラテンアメリカの歴史 染田秀藤 256 0-73 | (ラテンアメリカの国に関する一般情報を読む) | |
参考文献 | 黄金帝国の滅亡 アステカとインカ増田義郎 256/04 Ma-66 | (アステカ文化の起源を読む) | |
参考文献 | インカ帝国歴史図鑑 ラウラ・ラウレンチッタ・ミネリ 268・04 L-37 | (インカ帝国の起源を読む) | |
参考文献 | 『新版世界各国史26 ラテンアメリカ史II』(ISBN 4-634-41560-7) | (ラテンアメリカの国に関する一般情報を読む) | |
参考文献 | 合一泰「アメリカ大陸の征服とヨーロッパ移民の到来」『民族交錯のアメリカ大陸』大貫良夫(編)山川出版 1984 | (ラテンアメリカへの移民を読む) | |
参考文献 | 朝比奈一郎訳『海賊列伝歴史を駆け抜けた海の冒険者たち』上下巻、中公文庫、2012年 | (ラテンアメリカの海賊の存在を読む) |
インターネットや新聞などでラテンアメリカの文化と経済について情報をもつ努力をする。
歴史だけではなく、現代の音楽や文化に親しむこと。
LMSに問題が発生した場合は、すぐに、トラブルファイルに書き込んで知らせること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス・ラテンアメリカの概要 |
第2回 | ラテンアメリカの世界遺産 |
第3回 | ラテンアメリカにおける戦争 |
第4回 | ラテンアメリカのゲリラの動静と麻薬取引 |
第5回 | 小テスト ① |
第6回 | 軍国主義と失われた10年間 |
第7回 | ラテンアメリカの発明家たち |
第8回 | ラテンアメリカの観光 |
第9回 | ラテンアメリカの音楽 |
第10回 | 小テスト ② |
第11回 | ヨーロッパ移民とアジア移民 |
第12回 | ラテンアメリカの画家と作家 |
第13回 | 伝統的な政治活動 左翼と右翼 |
第14回 | 新しい政治活動 21世期型の社会主義、進歩主義者、自由主義者たち |
第15回 | 期末試験 |