アジアの国際関係Ⅱ
担当者ミシュラン フランク教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [国際経済学科]
科目ナンバリングINR-206

授業の概要(ねらい)

この講義は「東アジアの国際関係—歴史と現在」というテーマについてです。この講義は歴史及び現在を扱います。春期は「古代から近代に至るまでの東アジアの国際関係」、秋期は「近現代における東アジアにおける国際関係」になります。国際関係というものは幅広いものでありますが、この講義には東アジア諸国の間の関係、そして東アジア諸国と東アジア以外の国々の間の関係を両方とも考察します。講義は一方的に行わず、できるだけ映像、写真等を用い、学生に積極的に参加してもらいたいと思います。

授業の到達目標

① 世界の中の東アジアの歴史と現在の動向を理解する。
② 東アジアの中の日本の歴史と現状を分析する。
③ 東アジアの将来の可能性を考える。

成績評価の方法および基準

中間レポート 40%、期末レポート 60%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献福田保編『アジアの国際関係 : 移行期の地域秩序』春風社
参考文献衞藤瀋吉著 『近代東アジア国際関係史』東京大学出版会

準備学修の内容

毎週のテーマについて予めの準備学習を参考文献、東アジアに関するニュース等を読んで行う。毎回授業の 復習をする。

その他履修上の注意事項

毎週遠隔授業の教材を読み、わからないところについてインターネット、文献等を通して調べる。

授業内容

授業内容
第1回日本の近代化
第2回日本の海外膨張
第3回大革命としての日露戦争
第4回辛亥革命
第5回アジアにおける第一次世界大戦
第6回ロシア革命とアジア
第7回大日本帝国と中国の建国
第8回アジア太平洋戦争
第9回「大東亜共栄圏」の構築と崩壊
第10回インドの独立
第11回冷戦におけるアジア
第12回インドシナ・ベトナム戦争
第13回ジャパン・アズ・ナンバーワン
第14回龍、虎、中国
第15回まとめ