アジアの国際関係Ⅰ
担当者ミシュラン フランク教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [国際経済学科]
科目ナンバリングINR-205

授業の概要(ねらい)

この講義は「東アジアの国際関係—歴史と現在」というテーマについてです。この講義は歴史及び現在を扱います。春期は「古代から近代に至るまでの東アジアの国際関係」、秋期は「近現代における東アジアにおける国際関係」になります。国際関係というものは幅広いものでありますが、この講義には東アジア諸国の間の関係、そして東アジア諸国と東アジア以外の国々の間の関係を両方とも考察します。講義は一方的に行わず、できるだけ映像、写真等を用い、学生に積極的に参加してもらいたいと思います。

授業の到達目標

① 世界の中の東アジアの歴史と現在の動向を理解する。
② 東アジアの中の日本の歴史と現状を分析する。
③ 東アジアの将来の可能性を考える。

成績評価の方法および基準

平常点(出席)30%、中間テスト 30%、期末試験 40%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献廣瀬憲雄著『古代日本と東部ユーラシアの国際関係』勉誠出版
参考文献大隅和雄, 村井章介編『中世後期における東アジアの国際関係」山川出版社

準備学修の内容

毎週のテーマについて予めの準備学習を参考文献、東アジアに関するニュース等を読んで行う。毎回授業の 復習をする。

その他履修上の注意事項

毎週出席してください。また、秋期に「アジアの国際関係II」を履修していただきたいと思います。

授業内容

授業内容
第1回講義の紹介。何故アジアの国際関係を述べるのか?
第2回ポリネシア人の大航海
第3回古代における中国文化の拡大
第4回パクス・モンゴリカ
第5回大航海を諦めた明帝国
第6回海へ広がった日本 海を拒絶した日本
第7回南蛮人と紅毛人
第8回ポーロ、リッチ、コロンブス
第9回東南アジアの台頭
第10回ムガル帝国とインドの植民地化
第11回植民地化から植民地化へ
第12回東アジアにおける欧米の覇権
第13回シャム国ー東南アジアの最後の独立国家ー
第14回日本の開国
第15回まとめ