伝統文化概論Ⅰ
担当者コルネーエヴァ スヴェトラーナ教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [日本文化学科]
科目ナンバリングJLT-103

授業の概要(ねらい)

 2019年に行われた天皇の即位などの行事を契機に、日本の伝統的な文化への関心が一層集まってきている。前期は、日本の伝統文化を構成している諸要素―信仰、衣食住、武士道など―の起源および変容過程について学んで理解を深めながら、特に服飾と行事に注目していきたい。その中、できる限り映像資料を活用し、理解を助けることに努める。
 テーマによっては、その分野に精通している専門家を外部講師としてお招きすることを予定している(詳細は講義中に案内する)。なお、講義内容は必要に応じて変更することがある。

授業の到達目標

 ・本講義で取り上げた事項ついての知識を修得し他者に説明できる
 ・現代における伝統的な文化の位置と意義について考察を深め、自分の考えをまとめられる

成績評価の方法および基準

 平常点(授業への積極的な参加、授業内の小レポートなど)20%、中間テスト30%、レポート50%からなる総合評価
 *出席率は3分の2以上を単位の条件とする(公欠を除く)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書特定の教科書を使用せず、教員がプリントを用意し配布する。
参考文献は講義中に随時紹介する。
参考文献

準備学修の内容

・講義ごとの内容を復習する
・必要に応じて、教員が事前に配布する資料を一読し、予習する
 

その他履修上の注意事項

 継続的・積極的な受講を期待する。

授業内容

授業内容
第1回 講義の概要 文化とは何か
第2回 基層文化
第3回 自然観、信仰
第4回 平安時代の文化
第5回 伝統的な服装
第6回 日本の色
第7回 武士道(1)
第8回 武士道(2)
第9回 武士道(3)
第10回 武士道に関連する映像の鑑賞
第11回 伝統的な音楽(雅楽)
第12回 和食
第13回 日本の伝統的な建築様式
第14回 匠の技(大工)
第15回 総まとめ