教育実践研究Ⅱ
担当者田村 順一, 赤堀 博行教員紹介, 荒巻 恵子教員紹介, 五十嵐 義征, 魚山 秀介教員紹介, 蒲地 啓子教員紹介, 神田 基史教員紹介, 小山 惠美子教員紹介, 坂本 和良教員紹介, 清水 静海教員紹介, 杉坂 郁子教員紹介, 鈴木 康仁, 町支 大祐教員紹介, 細戸 一佳教員紹介, 前島 正明教員紹介, 爲川 雄二教員紹介, 小関 禮子
単位・開講先必修  2単位 [教職研究科]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

 教員の協働的な業務や校務分掌など、学校運営に関わる多様な職務の実習に継続的・総合的に取り組み、組織的に課題解決を図る職務遂行能力の育成を目指す実習を行う。
 また、管理職の下で、校内の多様な学校運営に助力したり、コーディネートしたりする実習を進め、その力量を高める。

授業の到達目標

 教育課程の編成・実施、教師の協働的な業務や校務分掌などの学校運営に関わる多様な職務の実習に継続的・総合的に取り組み、学校の有力な一員として、組織的に課題解決を図る職務遂行能力を獲得する。
 <A類学生>
 ・教員の協働的な業務や校務分掌など、学校運営に関わる多様な職務の実習に継続的・総合的に取り組み、組織的に課題解決を図ることができる。
 ・配属学級等を中心に、教科等の授業の教育実践を通じて、授業づくりの基本的な理念・手立て、評価の理念・方法、児童生徒理解とそのための技法などを理解とその授業実践力、及び学級経営、生活指導等、特別活動・生活指導についての理解とその力量を高めることができる。
 <B類学生>
 ・上記の実習を行いつつ、管理職の下で、校内の多様な学校運営に助力したり、コーディネートしたりする実習を進め、その力量を高める。

成績評価の方法および基準

 実習校及び自己評価(50%)、実習記録(30%)、実習状況(20%)等を参考として総合的に評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 特になし。
参考文献 実習指導の際、適宜紹介する。

準備学修の内容

 実習校の学校要覧や教育計画などを熟読し、学校の組織体制や教育課程の構造を理解する。

その他履修上の注意事項

 指導教員と十分な連携を図り、実習記録の提出・指導を大学担当教員と連携を密にする。

授業内容

 1 実習期間
 ・9~12月(原則)
 ・実習期間は実習校と相談して決める。
 2 主な実習内容
 ・学習指導要領の理解と説明
 ・教育課程編成の課題分析、教育課程編成の実際
 ・年間指導計画の作成
 ・特別活動(学校行事等)の企画・運営への参加、指導の実際
 ・教育相談体制(関係機関との連携を含む)の理解と実際
 ・学校の安全管理体制の理解と実際
 ・特別支援教育に関する校内委員会への参加と指導の実際
 ・キャリア教育の推進状況の把握、実際
 ・教職員の服務や服務事故防止の取組の理解
 3 実習方法
 ・実習内容や連携協力校、学生の課題・能力にあった実習スタイルをつくる。
 ・学生は配属学級での実習に加え、校務分掌や教職員の協働的な職務へ参加する。
 ・放課後には、学生、担当教員、大学教員による指導の会を定期的に実施し指導を受け、常に課題を明確にしながら実習に取り組めるようにする。