担当者 | 増渕 達夫教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [自己啓発支援科目] | |
科目ナンバリング | CAE-311 |
選挙権年齢や成年年齢の引き下げなど、若者が主体的に社会に参画することが強く求められている。こうした中、この授業では、時事問題について、政治、経済、文化、倫理など横断的な観点から考察し、理解を深め、主体的に判断し、様々な人々と協働して課題を解決する基礎を育成する。
○ 政治、経済、文化、倫理などの基本的な概念等を活用して時事問題について理解し、考察できる。
○ 根拠を明確にして自らの考えをまとめると共に、他の人との意見交換等を通してそれを検証し、深めることができる。
○ 社会の在り方や自らの生き方等について探究し、適切に表現できる。
○ 2020年度の秋学期は、オンライン(LMS上の授業資料と音声)で行う。
○ 毎回の課題の提出をもって出席として取り扱う。
○ 評価は、15回の出席状況(課題の提出状況)、毎回提出する課題の得点(5点満点×15回=75点 5点は要求水準に達した内容、3点は要求水準には達していないが取組は評価、1点は提出の未認定 の三段階で評価)及びレポート(50点満点)を総合的に判断して行う。
○ 課題等において要求する水準は、初回の授業で説明する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | テキストは使用しない。 | ||
参考文献 | 参考となる文献や資料は、適宜指示する。 |
○ 講義資料は、事前にLMSに掲載するので、内容を把握しておくこと。
○ 新聞やニュースなどを通して、現代の社会の課題について、自分自身との関係から把握すること
○ 時事問題について理解するだけにとどまらず、解決するために何をすべきかを考え、根拠を明らかにして自分の見解を文章で表現できるようにすること
○ 授業では、時事問題に関する客観的な理解にとどまらず、課題解決の方向性、自らの関与の在り方などについて見解を求める。
○ 新聞やテレビのニュースなどを意識的にみておくこと。
○ 次に示す「7 各回の授業内容」は、状況に応じて変更する可能性がある。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション(グループ協議の方法等) 講義と演習「時事問題講座Ⅱを選択する意義」 |
第2回 | 主題「教育に関する問題」 学校教育に関する問題を取り上げ、学校の意義や役割などについて考える。 |
第3回 | 主題「生命倫理に関する問題」 科学技術の進歩と生命の問題を取り上げ、医療技術の発達の意義や課題などについて考える。 |
第4回 | 主題「環境保全に関する問題」 地球環境問題の現状と環境保全に向けた国際的な取組に関する問題を取り上げ、その意義や課題などについて考える。 |
第5回 | 主題「情報化の推進に関する問題」 情報通信技術の発達と社会生活の変化等に関する問題を取り上げ、その意義や課題などについて考える。 |
第6回 | 主題「少子高齢化の進展に関する問題」 少子高齢社会の進展に関する現状や課題等に関する問題を取り上げ、今後の方向性などについて考える。 |
第7回 | 主題「人権の尊重に関する問題」 人権尊重の理念と現実の問題を取り上げ、人権尊重社会の実現に向けた今後の方向性などについて考える。 |
第8回 | 主題「アメリカの大統領に関する問題」 アメリカ大統領選挙での争点や結果などを取り上げ、アメリカ国民の期待や今後の国際社会の課題などについて考える。 |
第9回 | 主題「地方自治に関する問題」 7月に行われた都知事選挙や、11月に予定されている大阪の住民投票の事例などを取り上げ、地方自治の現状や課題などについて考える。 |
第10回 | 主題「オリンピック・パラリンピックに関する問題」 東京オリンピック・パラリンピックを取り上げ、我が国の社会や文化に与える影響や今後のレガシー、現段階での課題などについて考える。 |
第11回 | 主題「日本国憲法に関する問題」 日本国憲法の改正をめぐる議論を取りあげ、主な論点を把握し、今後の方向性などについて考える。 |
第12回 | 主題「国際関係」 社会の様々な面でグローバル化が進展していることなどを取り上げ、その意義や課題について考える。 |
第13回 | 主題「労働に関する問題」 大学生の就職問題や高校生の一人一社制、コロナ禍で深刻化した雇用問題などを取り上げ、今後の方向性などについて考える。 |
第14回 | 主題「我が国や東京都が直面する問題」 2021年度予算編成作業の具体的な内容を取り上げ、今後の我が国や東京都の方向性などについて考える。 |
第15回 | 主題「2020年の時事問題」 2020年の政治、経済、社会、文化に関する問題を総括し、2021年の展望を考える。 |