経済データ入門
担当者石川 義孝教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [経営学科]
科目ナンバリングECS-101

授業の概要(ねらい)

 経済のグローバル化の進展にともない、世界中の国や地域の結びつきが強まっています。現代を生きるわれわれにとって、それだけ経済データを正しく読むことを求められていると言えるでしょう。また、日本は経済立国の国ですので、経済データを適切に読み取る力を持つことが、日本を理解することにつながります。経済についての統計データ(経済データ)は、経済分析には欠かせない基礎資料です。授業では、これらのデータの例を多く紹介します。
 この授業では、まず、経済データの作られ方や使い方について基本的に解説し、その後、日本における経済データについて紹介し、そのデータが意味する内容を平易に解説します。それによって、受講生のみなさんに、経済現象に対する関心や基礎的な理解力を持っていただくことをめざします。

授業の到達目標

 ①経済データについての基礎的知識の学習によって、新聞などの報道の経済関連記事が理解できるようになることを目標とします。
 ②経済データの見方・使い方についての学習を通じて、経済活動の意義を理解する力を身につけます。

成績評価の方法および基準

 授業内容の理解を確認するための問題(小テスト)の回答状況が50%、期末の試験が50%、の割合で評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『経済データの読み方(新版)』 鈴木正俊(岩波新書)
参考文献『統計資料がおもしろくなる経済統計入門講座 改訂版』前田修也(ポラーノ出版)
参考文献

準備学修の内容

 毎回の授業内容を十分に復習するようにして下さい。

その他履修上の注意事項

 予備知識は特に必要としませんが、確実に出席するようにして下さい。

授業内容

授業内容
第1回授業の進め方
第2回経済データの収集方法
第3回経済データの整理
第4回GDPと経済成長のデータ
第5回県民所得と産業構造のデータ
第6回景気のデータ(1)
第7回景気のデータ(2)
第8回財政・金融のデータ(1)
第9回財政・金融のデータ(2)
第10回国民生活のデータ(1)
第11回国民生活のデータ(2)
第12回物価のデータ
第13回雇用・賃金のデータ
第14回国際貿易・通貨のデータ
第15回まとめと試験