書道アート表現研究Ⅰ
担当者福井 淳哉教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [人間文化学科]
科目ナンバリングJLN-109

授業の概要(ねらい)

 仮名書道(小字による)の基礎技法を学習、仮名書道概論・用具用材論・執筆用筆論・表現論等を講述します。「いろは」単体から入り、「変体仮名」「連綿」を学び、高野切第三種の臨書まで学習することを目標にします。最後には「大字仮名」の基本を学びます。
 基礎からの授業となるため、書道経験の有無は問いません。経験者も未経験者も、「かな」の基礎を学び、その習得を目指します。

授業の到達目標

 連綿、変体仮名というものを理解し、高野切第三種が読めるようになることが一つの目標である。

成績評価の方法および基準

 出席が6割をこえること。その上で、作品(60%)、授業内小レポート提出(30%)、平常点(10%)で総合的に評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書コピー教材を随時配布
参考文献
参考文献
参考文献
参考文献

準備学修の内容

 各授業までにテキストの該当頁に目を通しておき、授業後には授業で取り組んだ実技課題に自宅で再度取り組むこと。疑問や興味を持った点についてテキストの関連部分等で学習することが望ましい。

その他履修上の注意事項

 私語を慎み、実作に集中すること。毛筆書道道具必携。

授業内容

授業内容
第1回 仮名を学ぶにあたっての基礎知識
第2回 仮名の執筆法について
第3回 「いろは」単体の学習(1)
第4回 「いろは」単体の学習(2)
第5回 「いろは」単体の学習(3)
第6回 「いろは」単体の学習(4)
第7回 「変体仮名」の学習(1)
第8回 「変体仮名」の学習(2)
第9回 「変体仮名」の学習(3)
第10回 「変体仮名」の学習(4)
第11回 「いろは」のまとめ
第12回 「変体仮名」のまとめ
第13回 「いろは」の書写テスト
第14回 「変体仮名」の書写テスト
第15回 「変体仮名」の読みテスト