担当者 | 福井 淳哉教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [人間文化学科] | |
科目ナンバリング | JLN-110 |
春期に引き続き、仮名書道(小字による)の基礎技法を学習、仮名書道概論・用具用材論・執筆用筆論・表現論等を講述します。「いろは」単体から入り、「変体仮名」「連綿」を学び、高野切第三種の臨書まで学習することを目標にします。最後には「大字仮名」の基本を学びます。
基礎からの授業となるため、書道経験の有無は問いません。経験者も未経験者も、「かな」の基礎を学び、その習得を目指します。
連綿、変体仮名というものを理解し、高野切第三種が読めるようになることが一つの目標である。
出席が6割をこえること。その上で、作品(60%)、授業内小レポート提出(30%)、平常点(10%)で総合的に評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | コピー教材を随時配布 | ||
参考文献 |
各授業までにテキストの該当頁に目を通しておき、授業後には授業で取り組んだ実技課題に自宅で再度取り組むこと。疑問や興味を持った点についてテキストの関連部分等で学習することが望ましい。
私語を慎み、実作に集中すること。毛筆書道道具必携。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 「連綿」の学習(1)(二字連綿) |
第2回 | 「連綿」の学習(2)(三字連綿) |
第3回 | 「連綿」の学習(3)(多字連綿) |
第4回 | 「連綿」の学習(4)(多字連綿) |
第5回 | 「連綿」のまとめ |
第6回 | 「連綿」の書写テスト |
第7回 | 古典「高野切第三種」の臨書(1) |
第8回 | 古典「高野切第三種」の臨書(2) |
第9回 | 古典「高野切第三種」の臨書(3) |
第10回 | 大字かなの基本解説 |
第11回 | 大字かなの基本練習(1) 基本用筆 |
第12回 | 大字かなの基本練習(2) 半切2分の1 俳句 |
第13回 | 大字かなの基本練習(3) 半切2分の1 短歌 |
第14回 | 大字かなの基本練習(4) 半切 |
第15回 | まとめ |