情報処理Ⅰ
担当者安部 健太教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [自己啓発支援科目]
科目ナンバリングINF-101

授業の概要(ねらい)

 この講義のねらいは、Microsoft Excel を用いた実習をとおして、「データの整理・集計・可視化」の操作を修得することにあります。専門分野のレポートを書く際にも Microsoft Excel を活用することができるように、目的に応じたデータ処理の方法を修得することが期待されます。
 なお、基本的な Microsoft Excel の操作ができることが履修の条件となりますので、情報リテラシーⅠ、情報リテラシーⅡを履修していることが望ましいです。

授業の到達目標

・(授業内で配布するチェックリストの要件をすべて満たすように)Microsoft Excelを用いて、データの整理・集計・可視化ができる。
・他の授業においてレポートを書くときに、Microsoft Excel を用いて目的に応じたデータの処理ができる。

成績評価の方法および基準

授業への取り組みと課題を総合的に評価します。

【出席】
直接的な最終評価には影響しません、無断での欠席が5回を超えた場合は評価対象外とします。
【授業での取り組みと課題】
60%
【まとめの課題
40%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書特に定めません、必要に応じて授業中に紹介します。
参考文献

準備学修の内容

授業時間中に実習を多く行いますが、修得には繰り返しが重要です。
授業時間外に、課題への取り組みを予定しています。

その他履修上の注意事項

「情報処理Ⅰ」は複数の科目が開講されています、「1. 授業の概要(ねらい)」をよく読んで受講してください。

・第1回目の授業に必ず出席してください。
・基本的な Microsoft Excel の操作ができることが履修の前提条件となります。
・学内のコンピューター環境を利用して実習を行います。
・情報リテラシーⅠと情報リテラシーⅡを履修していることが望ましいです、また2年生以上に推奨します。
・情報処理Ⅰと情報処理Ⅱを両方履修する学生のみなさんは、同年度に履修することが望ましいです。
・欠席および公欠の扱いについては、大学の規程に従います。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
 具体的な授業の進め方と計画、評価方法などについて確認します。
第2回ブックとワークシートの作成
 Microsoft Excel の基本的な操作を確認します。
第3回データの管理①
 データの挿入と書式設定の手順を確認します。
第4回データの管理②
 データの整理について確認します。
第5回テーブルの作成
 テーブルの作成とレコードの抽出について確認します。
第6回数式や関数を使用した演算①
 データを集計する関数について確認します。
第7回数式や関数を使用した演算②
 条件つきの計算を実行する関数について確認します。
第8回数式や関数を使用した演算③
 文字列を対象とした関数について確認します。
第9回数式や関数を使用した演算④
 データ検索を行う関数について確認します。
第10回応用的な機能を使用した数式の作成
 データの統合と分析方法について確認します。
第11回グラフの作成と書式設定①
 グラフの作成について確認します。
第12回グラフの作成と書式設定②
 応用的なグラフの作成について確認します。
第13回ピボットテーブルの作成と管理
 ピボットテーブルについて確認します。
第14回ユーザー設定の要素の作成
 ユーザー設定の要素について確認します。
第15回まとめ
 授業全体の内容について総合的な演習を行います。