英米文学入門Ⅰ
担当者大野 雅子教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [教育文化学科]
科目ナンバリングLIE-101

授業の概要(ねらい)

この授業においては、イギリスの16世紀~19世紀の代表的な文学作品をいくつか取り上げ、テーマ、ストーリー、英語表現、英語の韻律に焦点を置いて講義を行う。英語を学ぶということは英文学を学ぶことである。英文学を読むことなく洗練された表現や感情の機微を的確に表す表現を身につけることはできない。授業は基本的に英語で行うので、日本語を介在せずに英語を理解する能力を増進する。学生の理解度を確認するために、毎回の授業後半で、説明した内容に関して英語で質疑応答する、英語でコメントを書く、英語でプレゼンテーションを行うなどのアクティビティーを実施する。

授業の到達目標

1. 英文学の基礎的知識を修得する。
2. 文学を批評的観点から読むことによって思考力を養う。
3. 英語の速読力を身につける。
4. 英詩の韻律の分析方法を修得する。
5. 英語のリスニング力を増強する。

成績評価の方法および基準

授業内発表 と授業内提出物60%、中間テスト20%、期末テスト20%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書プリント配布
参考文献新訳ロミオとジュリエット河合祥一郎訳角川文庫
参考文献シェイクスピアの正体河合祥一郎新潮文庫
参考文献あらすじで読むシェイクスピア全作品河合祥一郎祥伝社新書
参考文献失楽園 上下平井正穂訳岩波文庫
参考文献イギリス名詩選平井正穂岩波文庫
参考文献新訳夏の夜の夢河合祥一郎訳角川文庫
参考文献高慢と偏見阿部知二訳河出文庫

準備学修の内容

積極的に授業に参加し、積極的に英語を話そうとすることが重要である。15週間積極的に授業に参加すれば、確実に英語力が伸びていることを実感するであろう。

その他履修上の注意事項

積極的に授業に参加し、積極的に英語を話そうとすることが重要である。15週間授業に参加したあとは英語力が如実に伸びていることを実感するであろう。

授業内容

授業内容
第1回授業説明、シェイクスピア『ロミオとジュリエット』(1)概要
第2回シェイクスピア『ロミオとジュリエット』(2)一目惚れ
第3回シェイクスピア『ロミオとジュリエット』(3)バルコニーで愛の誓い
第4回シェイクスピア『夏の夜の夢』(1)妖精
第5回シェイクスピア『夏の夜の夢』(2)恋の三色菫
第6回ミルトン『失楽園』(1)アダムとイヴ
第7回ミルトン『失楽園』(2)エデンの園
第8回まとめと中間テスト
第9回ワーズワース「水仙」
第10回コールリッジ「クブラ・カーン」
第11回キーツ「ナイチンゲールに寄せて」
第12回シェリー「西風に寄せて」
第13回ジェイン・オースティン『高慢と偏見』(1)高慢と偏見
第14回ジェイン・オースティン『高慢と偏見』(2)結婚
第15回まとめと期末テスト